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2011年12月 9日 (金)

無原罪の聖母の祝日@天使大学

昨日12月8日は無原罪の聖母の祝日でした。教皇様は例年通り福音宣教省正面玄関前、スペイン広場にあるマリア像の前(高い柱の上にマリア様が)で祈りを捧げられたようです。記憶では、ヨハネ・パウロ二世は高所作業車か何かで像の前まで上がり花輪を掛けられたことがあったような気がしますがいずれにしろマリア様はかなり高いところにおられます。

さて私は昨日、札幌にある天使大学におりました。天使大学はいまや看護栄養学研究科と助産研究科を擁する学校として知られるようになっています。とりわけ助産研究科は日本で唯一の「助産師のための専門職大学院(大学案内から)」としてその存在を誇っております。カトリックの大学として、神からのたまものである生命への尊厳を最重要視する教会の立場を具体化するものとして、この助産研究科の存在はとても大切であると思います。その天使大学は12月8日を創立記念日としており授業はお休み。それを利用して教職員の修養会が開催されました。

昨日は私が「カトリック大学のミッション」と題して、集まった教職員の皆さん70名ほどを対象に、90分間に渡りカトリック大学とはいったい何なのかについてお話をさせて頂きました。ご存じのように、学校などの教会関連の施設が「カトリック」といわれるためには、その地の司教の認可が必要です。勝手にカトリック学校と称することは許されていません。かといって、これとこれがそろいさえすれば自動的に名称が許されるなどという要項があるわけでもありません。カトリックの精神に基づいて教育が行われているのかどうかを、明確に示す存在であることが重要であると思います。

その意味で、たとえば天使大学のように創設母体の修道会がその運営から手を引き、すでに学内には修道者の姿が見られないようになっている場合、いったい何を持ってカトリック精神を呈した教育というのかは、非常に難しい問題となります。ですからこういった修養会の場で、いったいカトリックとは何なのかを皆で共有することは重要だと思います。天使といえば、お隣にある天使病院もすでに修道会がその運営から撤退し、さらにカトリック施設であることも数年前から辞退されています。新潟においても、清心高校中学からは数年前に修道会が撤退しています。県内に一つしかないカトリック学校ですから、何とか存続してほしいと私も理事会に関わっていますが、教会外の方々による経営はカトリック教育の保持に積極的な理解を頂いているものの、しかし同時になかなか容易なものではありません。

さて、12月8日といえば、私がかつて働いていたガーナの教会のマリア祭。例年通りなら今日の金曜日から日曜日までの3日間、祈り、学び、そして歌い踊る巡礼が繰り広げられているはずです。日本は寒くなってきました。札幌は今日も朝から雪です。歩道などの路面は完璧に凍結。新潟も雪が降る様相で、冬も本番です。さあ今日は新潟へ戻り、明日の午後は秋田へ移動です。

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