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2012年4月 7日 (土)

復活徹夜祭@新潟教会

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新潟教区の皆様、札幌教区の皆様

ご復活、おめでとうございます。

復活徹夜祭は、穏やかに晴れ渡った、しかしまだまだ寒い、新潟教会で司式いたしました。今日の復活徹夜祭の中で、これまで準備をされてきた方がおひとり洗礼を受けられました。また明日の復活の主日のミサでも洗礼が予定されています。皆さん、洗礼おめでとうございます。主の死と復活に与った者として、その生命にも与り、これまでの自分の生き方から抜け出して、新しい福音的な生き方に徹する事ができますように。

今日は、聖歌隊もオルガンも、よく練習しておいてくださり、落ち着いた典礼を行うことができました。感謝します。

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皆様の小教区では、どのような復活徹夜祭を迎えられましたか。どこからどこへと自分は過ぎ越さなければならないのか。復活されたイエスが、葬られた場所にはいなかったように、私たちはどこから立ち去り、どこにおいて新たな命に生かされるのか。いま私たちが、この日本という国の現実の中で、証人として伝えなければならないメッセージなんなのか。ご復活のお祝いにあたり、真摯に自分に問いかけてみたいと思います。信仰の問題は倫理の問題も同じですが、妥協した物言いは許されません。もちろん現実には人間の弱さが、具体的な行動を阻んでしまうのですが、しかしだからといって、それを口実にして妥協した物言いをすることは許されません。

例えば単純に、嘘をついてはいけないとわかっているけれど、現実には嘘をついてしまうし、そこにはいろいろと複雑な「大人の事情」がある。それが現実だからと言って宗教に生きる者が、「まあまあ、いろいろと難しいこともあるでしょうから、それなりにね、なるべく嘘はつかない方がベターかな」などといえるわけはありません。難しいと知りながらも、「嘘はついてはいけない」と断言しないわけにはいきません。そしてそれができない自分の弱さを悟るからこそ、謙遜に神の助けの前に身を投げ出すことができるのです。福音に生きるとはそういうものです。

どうぞ皆様、喜びのうちに復活祭を迎えられますように。洗礼を受けられたすべての皆さん、おめでとうございます。教会共同体へようこそ。

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