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2012年4月24日 (火)

神学生、佐渡へ

Seminarians1201

日本カトリック神学院の東京キャンパスで学ぶ神学生達が、養成担当の司祭達と一緒に新潟教区を訪れています。今朝、朝6時頃に練馬の東京キャンパスをワゴン車2台とレンタカーのマイクロバスに分乗して出発した一行は、午前11時過ぎには新潟教会に到着。神学生が総勢23名、養成担当者が6名の大集団です。新潟教会で聖体訪問をしたあと、さっそく、新潟教会主任の江部神父と教区事務局長の大瀧神父が一行に加わり、佐渡汽船のターミナルへ移動。昼過ぎのフェリーで佐渡へ向けて出発していきました。佐渡では、教会の信徒会館での雑魚寝の予定。必ずしも若者ではない神学生達には、厳しい数日となるやも知れません。丁度佐渡は桜が満開の時期ですから、まずは季節を満喫してもらいたい。

Seminarians1202

東京キャンパスの神学生とは、全国の教区から集まった教区神学生のうち、哲学過程の2年間と、最終学年となる助祭コースの神学生達です。通常、司祭志願者は教区での面接や半年ほどの初期養成を受け、その間に神学院の入学試験を夏過ぎに受験します。合格となった場合はその次の年、4月から2年間、東京キャンパスで哲学を学びます。ちなみに教区事務局長の大瀧神父は、この過程において自然神学、つまりトマスを教えている先生でもあります。2年が終わると各教区で司祭助祭候補者としての認定を受け、福岡キャンパスに進み、3年間の神学課程を受けます。そして助祭に叙階され、最終学年の助祭コースのために東京に戻ることになっています。ちなみにただ時が過ぎるのを待っていれば自動的に司祭となれるようなものではなく、各年度の終わりには養成スタッフによって厳しく評価をされ、進学するべきかどうかを教区で判断することになります。

Toki1201

さて、神学生ご一行が渡った佐渡は、この数日36年ぶりの快挙にわいております。トキの2世が自然界で生まれたのです。一時は絶滅したトキでしたが、中国からいただいたトキで人工繁殖させ、数年前には自然界に放鳥。そして今年やっとひなの誕生が確認されたと言うことで、写真のように地元では新聞の一面です。

もちろん神学生はトキを見に行くのではなく、佐渡にある百人塚のキリシタン殉教地に巡礼することと、5月に予定されている新潟教区100周年を記念する新潟地区主催の巡礼旅行に合わせて、山の上にあり車のアクセスもままならない一帯の掃除と道直しのために出かけてきてくれたのでありました。よく祈り働いてきていただきたい。

すでにお知らせしたように、一行は木曜日の午後には新潟に戻ってきます。木曜日26日の午後5時から、新潟教会で神学生達を迎えてのミサを行います。時間のある方はどうぞおいでください。将来の日本の教会は北から南まで含めて、この神学生達が担っていくのです。一人ひとりの顔をよく見て、彼らの召命のために、日本の教会のために、ミサの中で一緒に祈ってください。ミサのあとには、新潟教会のお手伝いをいただいて、交流会も計画されています。

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