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2012年6月 6日 (水)

新潟教区司祭の集い@寒河江

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新潟教区で働く司祭団の集いが、今年も開催されました。教区司祭だけではなく、秋田、山形、新潟の各県で働く修道会司祭も含め、病気や帰国休暇中などの事情がある司祭を除いてほぼ全員にあたる30名(部分参加も含めて31名)が参加しました。会場は山形県寒河江市にあるホテルです。

今回のテーマは「教区100周年を迎え、これからの福音宣教を考える」とし、上智大学の川村信三神父神父においでいただき、日本の初期宣教の歴史をふり返って現代を考える講演をしていただきました。

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二日目は川村師司式のミサのあと、4つのテーマに別れて分科会を行いました。分科会のテーマは、「地区、小教区の再編の可能性」、「幼稚園と福音宣教」、「信徒養成と奉仕者養成」、「司祭給与制度など経済問題」。意見交換は昼過ぎまで続きました。

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この日の午後は自由行動となり、多くの司祭が山寺など近隣へ歩きに出かけていきました。私は近くの朝日町にある「空気神社」へ出かけてみました。どちらかと言えば町おこしの一環として町の方々の寄付で20年ほど前に創立された神社は、山の頂にあり、到達にはちょっとした運動でした。頂にステンレスの鏡のような屋根があり、その下に地下室が設けられ12の瓶に入ったご神体の空気が安置されているとのこと。

朝日町の観光協会ホームページにはこう記されていました。

「平成元年(1988)、町にある自然を活かし、共生できるような観光地づくりを目指した町営の朝日山麓家族旅行村「Asahi自然観」が建設されました。 その時 、町づくりを町だけに任せるのではなく、町民自らも関わりなにか協力しようという気運が盛り上がり、翌年に世界でも類をみない「空気神社」が建設されました。 豊かな自然と空気に感謝するこのモニュメントは、ブナ林の中に、5m四方のステンレス板を鏡に見立てて置いたもので、四季折々の風景がこの鏡に映り、空気への感謝をよりいっそう強く感じさせてくれます」

さて最終部の本日の全体会では、分科会の報告をいただき、それに私が回答をいたしました。教区100周年にあたり福音宣教への取り組みを教区全体として強めていきたいと考えています。教会共同体が福音宣教する外向きの共同体になるためには、共同体としてのあり方そのものを強化する必要があります。交わりの共同体としてしっかりと育成されない限り、外的な活動は成立しないからです。とりわけ信仰年に強調される信仰の基礎の見直しは、決して内面に閉じこもる信徒の育成を目指してはいません。そうではなくて信仰の基礎をしっかりと踏まえて交わりの共同体へと成長し、それがそのまま宣教活動へとつながっていくことを目指しているのです。

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ところで神言会の司祭、江川憲師が昨晩病気のために亡くなられました。まだ62歳でした。江川師は私が小神学校に入学した時修練士の先輩です。ローマに留学された聖書学者で、つい先日まで南山大学で現役の教授として活躍されていました。数年前から癌を患い、2週間ほどの入院で亡くなられました。ちょうど私がガーナから帰国し、神学院で志願者の養成担当になった頃に、院長をされていました。当時大神学生の指導司祭だった西神父と三人で、毎月一度食事をしながら情報交換をしたことを懐かしく思い出します。明日木曜の夜7時から通夜、金曜日の朝9時半から葬儀。いずれも名古屋の南山教会です。

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