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2012年8月31日 (金)

復興支援、第二回福島会議@潮見

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第二回目となる福島の復興支援を検討する会議が、昨日木曜日の午後に潮見のカトリック会館で開催されました。福島での復興支援については、原発事故という課題があるため、岩手県や宮城県内とは異なるアプローチや、長期的なアプローチが必要になると考えられます。実は昨年6月に一度、仙台教区復興支援の関係者が福島で集まって意見交換をしました。でもあまりに課題が大きく、また未知の課題が多いこともあり、具体的な結論は出ていませんでした。

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東京教会管区が主に福島を担当することが決まって以来、東京教区のボランティアセンター(CTVC)が主に中心になって、先日は原町にベースも開所されました。さらに当初からさいたま教区がいわき方面に関わり、サポートステーション「もみの木」を立ち上げています。前回の仙台での復興支援会議において、福島支援は点であるベースを中心にするのではなく、もっと全般的に、とりわけ県外に避難している人も多くいるのだから、面で考えて行かなくてはならないという指摘が相次ぎました。そのための意見交換が、今回の会議です。

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昨日の会議には、仙台教区の平賀司教を中心にサポートセンター関係者、さいたま教区関係者、東京の幸田司教をはじめCTVC関係者、司教団の復興支援担当、カリタスジャパン関係者、中央協議会事務局長などが参加して、午後1時から6時まで様々な方面からの意見交換を行いました。私が一応、復興支援担当の責任者でありカリタスジャパンの責任者でもあるので、今回の会議の主催者となりました。議事進行は、カリタスジャパンの秘書としての成井神父でした。(通常の仙台の会議では、私は復興支援担当として、また成井神父は仙台教区サポートセンターからとして会議に参加しています)

今回の会議で、福島県内に教会の活動の調整を担う拠点を置く必要性が指摘されました。もちろん仙台教区内の活動は仙台教区が最終的に中心となって行く必要があります。それはこれらの復興支援活動が、一般の慈善団体や支援団体の活動ではなく、教会共同体の活動であることを目に見える形ではっきりさせ、自らも自覚する必要があるからです。この点は教皇様の回勅「神は愛」においても強調されています。部分教会の牧者である教区司教の下で、その地域における活動は行われていなければ意味がありません。その上で、福島全体の情報を集め、教会関係の様々な活動の調整を図り、ボランティア関係の様々な情報発信のセンターが(それこそ中心が)不可欠だろうという事で合意しました。

今回の会議で出たアイディアに基づいて、具体的にどのような組織にするか、次回9月末の仙台での復興支援会議において決定していくことになりました。

東京はとにかく暑くて、今朝、新潟に戻ろうと上越新幹線を待って東京駅のホームにたたずんでいただけで、頭がくらくらしてまいりました。

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2012年8月28日 (火)

新潟教区宣教宣言 English Version

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先日お知らせした、新潟教区創立100周年の宣教宣言ですが、英語の翻訳をいたしました。また当日提出していただくA4横長の一枚版以外に、末永くお手元に残していただくカード版ができてきました。(写真)

各小教区にはこれから、提出用のA4版横と手元に残すカードを、記入の手引きと共に送付します。提出用とカードはそれぞれ同じ数一を緒に受け取ってください。

CATHOLIC DIOCESE OF NIIGATA
CENTENARY MISSION STATEMENT

We, the Catholic Diocese of Niigata, comprising the civil prefectures of Niigata, Yamagata and Akita this year mark the centenary of our foundation as a diocese. We have always striven, as disciples of Lord Jesus, to live according to the Gospel, and to be witnesses of the Gospel while seeking to grow as Church communities.

Though we are a small community in this area, we have tried to discern and live out our following the way of disciples of Jesus as one firmly rooted in the local community.

Building on 100 years of history, we are determined to proclaim and witness to the value of Gospel in contemporary society.

As we make our first steps towards the next 100 years, we proclaim the following points as our priorities.

1: To build "our Church", one which is filled by joy and compassion through overcoming differences created by age, nationality and cultural diversity.
2: Realizing the responsibilities of the Catholic Church in society through exchanges of information within the diocese, districts and parishes.
3: To continue to nurture and deepen our faith, so that we may be witnesses of the Gospel both through our words and deeds in the midst of contemporary society

We hereby pledge, encouraged by the witness of Blessed Louis Uemon Amakasu and the 53 Blessed Martyrs of Yonezawa, our forefathers in faith, that we will face the realities of contemporary society with courage and through our actions will strive always to witness to the love of Christ.

8 October, 2012

Catholic Diocese of Niigata
Parish Name:
Signature:

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2012年8月26日 (日)

新潟教区宣教宣言ができました

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教区創立100周年の記念として考えておりました、教区宣教宣言が一枚に刷り上がりました(A4横刷り)。できるだけ多くの新潟教区信徒の方に署名していただき、教区大会で奉献していただければと期待します。提出された宣言は、もちろん皆さんお一人おひとりが神様に向かって誓われるという意味と同時に、将来の200周年に向けて、しっかりと司教館で保管しておきます。提出していただく用紙以外に、お手元に残して記憶に残していただくために、カードも作成しています。間もなく小教区へ配布されます。そこで、宣教宣言の全文を、ここに記しておきます。

カトリック新潟教区 創立100周年
教区宣教宣言

 私たちカトリック新潟教区は、秋田、山形、新潟の三県において主イエスの弟子として福音に生き、またその証しに生きて教会共同体を育て、今年で創立100周年を迎えました。
 私たちはこの地域において小さな共同体ですが、地域に根ざして生きるなかで、キリストの弟子としての生き方を模索し実践してきました。これまでの100年の歴史を踏まえながら、あらためて社会の現実の中で福音の価値を告げ知らせ、その証しに生きていくことを決意しています。
 新たな100年の初めにあたり、私たちは以下の課題に優先的にとりくみます。
 

A: 世代、国籍、文化の違いを乗り越え、喜びと思いやりにあふれた「私たちの教会」を育てる。
B: 教区、地区、小教区において、お互いの情報を共有し交わりを深めることで、社会における教会の役割を自覚する。
C: 継続した信仰養成を充実させ、社会の現実のうちで言葉と行いを通じて福音を証しする信仰者へと脱皮する。

 私たちは新潟教区の信仰の先達である福者ルイス甘粕右衛門をはじめとする53名の米沢の殉教者の信仰に励ましを受け、勇気をもって社会の現実に立ち向かい、キリストの愛を証しする業に取り組んでいくことを誓います。

2012年10月8日

写真でわかるように、右側のページには「わたしの宣教宣言」と書いてあり、「わたしは創立100周年教区宣教宣言を受けて、以下の目標に取り組んでいくことを宣言します」とあり、ご自分の言葉を記す欄が設けられています。空白でも構いませんが、どんな小さな事でも構わないのです。何か一言記していただければと思います。

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2012年8月25日 (土)

三条白百合幼稚園園舎増改築竣工式

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新潟県の三条市にあるカトリック三条教会に隣接する三条白百合幼稚園は、一昨年の三条教会の聖堂新築に始まり、創立期からの園舎部分を取り壊して、増改築工事を進めてきました。工事自体はすでに完成し今年度から使用されていましたが、正式な竣工式がまだであったことから、夏休み中を利用して本日午前10時から、竣工式を行いました。近隣の幼稚園関係者や工事関係者、また教会の代表などおおよそ40名をお招きして、まず聖堂で御言葉の祭儀。その後、幼稚園の玄関に移動して、そこから園舎全体を聖水で祝福して回りました。(上の写真は幼稚園玄関前での聖水による祝福。手前は山頭神父。わたしの向こう側にかすかに見えるのが石黒園長)

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竣工式後には新園舎一階で、茶話会となりました。数少ないスタッフしかいない中で、立派な竣工式を準備してくださった教職員の皆さんに感謝します。園長の石黒神父様もご苦労様でした。日差しも強く、とてつもなく暑い日でしたが、新聖堂も新園舎もエアコンが効いていて、助かりました。地方のカトリック教会にとって、幼稚園は地元の方々と出会う場であり、子どもたちを通じて地域社会に生命を大切にすると言うキリスト教精神を伝えるためにも、重要な存在です。これからも新しい園舎を活用して、三条白百合幼稚園が発展していくことを期待しています。(上の写真、中央から右手にかけてが新しい聖堂。左手の階段室から左は既存の建物(内部一部改修)、聖堂裏手が増築部分の園舎)

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2012年8月24日 (金)

新司教館建設委員会@新潟

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新潟教区内ではすでに何度かに渡ってニュースを発行してお知らせしてきましたが、新潟教区の本部事務局と司教館の建物を、新しくしようと検討を続けてきました。昨日は午後からその検討会議。写真は設計のアドバイスをしてくださる専門家が持ってきてくださったモデルです。手前がカテドラル聖堂側で、手前左の壁面にある扉は、既存のビアンネ館につながります。ビアンネ館は整備して、例えば引退した司祭の住まいなどとしてこれからも利用していきます。モデルの手前から右側全体が教区事務局、学校法人事務局、会議室、食堂などの部分で、一番奥が司教の居室と聖堂です。平屋です。一番右端の階段は裏口に通じる現在もある階段です。

8月15日からは教区内で募金も始めました。特定の割り当てなどはなく、自由献金です。経済的にも大変な時期ではありますが。教区の皆様のご協力をいただけると幸いです。

わたしが司教になってからの8年ほどで、教区が様々な方面からいただいた献金などを積み立てて、今回の新築に必要とされる費用の半分近くには目途がついています。建設に一歩踏み出した大きな理由は、教区100年であり、敷地裏の保育園閉園であり、加えて消費税の増税決定でもあります。以下、献金呼びかけのために教区内に配布した文書を掲載します。

「新しい一歩を踏み出すために」
新潟教区の新司教館建設へご協力ください
2012年8月15日

 新潟教区は今年、知牧区として独立してから100年、教区に昇格してから50年という節目の年を迎えています。教会はこの記念すべき年に、「新しい福音宣教」を考える世界代表司教会議(シノドス)を開催し、また「信仰年」を設けて、私たちキリスト者に与えられた福音宣教という使命をあらためて深く考えることを求めています。
 この記念すべき年にあたり、教区として新しい一歩を踏み出すために、司教館を建設することを決断いたしました。ご存じのように、新潟の司教館とは単に司教の住居のことではなく、教区と学校法人聖母学園の両者の事務局機能を兼ね備え、また教区の様々な委員会活動などを実施する場でもあります。現在の司教館はその前身が定かではないのですが、80年以上前に現在地に移築された建物を、その後必要に応じて増築した木造家屋です。残念ながら教区事務所としては手狭であり、会議室のスペースも充分ではありません。加えて季節の寒暖の差の激しい新潟にあって必ずしもエネルギー効率のよい建物とは言えません。
 創立から100年を迎える独立した地方教会として、この地における福音宣教に責任を持って取り組むための中枢を、しっかりと整備したいと考えました。折から司教館の裏に位置する保育園が閉園となったこともあり、敷地全体の有効活用についても委員会を設置して検討してきました。その結果、すでに皆さんにもお知らせしておりますが、現在の司教館は取り壊し、ビアンネ館は改修して活用することにしながら、旧保育園の土地に教区事務所と司教館を建設するという計画案が固まってまいりました。私自身の決断を急がせたのは、もちろん教区100周年という節目の時もありますが、同時に政府の決められた消費税増税もその一因です。
 これまで数年にわたって、多くの方々と教区司祭団の寄付を元にして、建設のための資金を積み立ててまいりました。そのため建築計画と共に別途お知らせ申し上げるように、必要な資金のほぼ半分についてはその目途がついております。残り半分について、教区の皆様を始め、多くの方々にご協力をお願いするものです。
 昨今の厳しい経済状況もあり、信徒の方々への割り当てという形をとらないことにいたしました。皆様の自由なお志に基づいて、これから数年の間に、できる範囲で献金をしていただけますと幸いです。その方法については別途お知らせ申し上げます。
 100年を迎えて新潟教区が、新しい福音宣教へ責任ある一歩を踏み出すことができますように、新しい司教館の建築計画に皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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2012年8月21日 (火)

優先課題の司牧書簡を掲載しました

8月15日付で、「カトリック新潟教区の福音宣教における優先課題」というタイトルの司牧書簡を出しました。ホームページ「司教のページ」に掲載しましたので、ご一読ください。

新潟教区創立100周年にあたり、教区宣教司牧評議会を通じて、これまでの優先課題の見直しを行いました。そのうえで、基本的にはこれまでの優先課題をそのままにしながら、少し言葉を加えて改訂しました。ちょっと長くなり、簡単には記憶できないのが欠点かも知れません。

この優先課題は、ここの小教区や地区が抱えている問題を解決するための優先課題ではありません。そのように考える時、教区の優先課題は現実の小教区生活とかけ離れたものとなり、意味がなくなります。そうではなくて、教区全体として、福音宣教に取り組むための姿勢はどうあるべきかの優先課題です。

これまでの優先課題は内向きだという指摘も多くありました。基本的には、教会共同体がしっかりと育っていなければ、福音宣教も何もありませんから、小手先の宣教技術を語るのではなくて、共同体を育てなければ何も得るところはありません。従って、優先課題が内向きに感じられるのも仕方がないことかも知れません。しかし今回の改定では、それでも外へ向けてという姿勢を明確にしたつもりです。

一人ひとりの霊的生活や信心を深めることの指摘もありましたが、それは基本中の基本で、わざわざ優先課題にするべき事ではないと思います。そういったことを前提にして、主イエス自身が最後に弟子達を通じて私たちに残した命令、福音宣教命令に忠実であるとはどういうことなのかを、改めて考えていただく契機にしてくだされば幸いです。

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2012年8月19日 (日)

旭川で地区大会でした

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この時期恒例(だと思われます)の、札幌教区旭川地区の大会、旭川地区カトリック大会が、本日日曜日の午前10時から、旭川市内の大雪クリスタルホールを会場に行われました。最初の実行委員長のご挨拶によれば、今年で44回目となる大会には地区の14小教区から司祭、信徒、修道者が集まったとのことです。(上の写真は、冒頭に挨拶する地区長の鈴木神父。手話を交えてのお話でした。なお旭川地区はフランシスコ会の地区です)

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今回の全体のテーマは「現代社会において信徒が清貧に生きるとは」とされ、まず午前中にフランシスコ会の伊能哲大神父の講演が行われました。数日前に高田のクララ会のお祝いで、やはり神父様のお話を伺っていたので、今日はさらによくわかったような気が。講演のテーマは「アシジのクララの精神を生きること。過去と現在」とされていました。講演の部分では300人を超える参加者で会場は一杯。

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お昼には会場各所を使い弁当を頂きながら交流会。会場内では札幌の光明社から書籍類の出張販売や日曜学校のサマーキャンプからの報告展示があったり、会場外では信徒のグループによるライブ演奏があったりと、盛りだくさん。

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午後1時半からは地区で働く司祭団全員との共同司式ミサ。稚内方面の遠隔地から駆けつけた信徒も含めて400人を超える参加者でした。各小教区からの侍者団も20名近く。聖歌隊も編成されて、荘厳なミサとなりました。会場が火気厳禁なので、ろうそくが使えず電灯式なのと香炉が使えないのがちょっと残念かもしれません。

ミサ中の説教では、信仰年と新しい福音宣教のテーマから、私たちの現代社会における務めについて話させて頂きました。準備してくださった方々、本当にありがとうございます。爽やかな天気の旭川でした。(昨年の地区大会に参加したときは、まさか次の年もまた私が来ることになるとは思ってもみませんでした。来年のこの時期までには、是非次の札幌司教が教皇様から任命されているように、一緒にお祈りください)

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2012年8月17日 (金)

新潟教区カトリック保育者研修会@新津

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第41回目となる新潟教区カトリック保育者研修会が、新潟市の新津で開催されています。今年のテーマは「カトリック幼稚園・幼児施設に求められているもの」で、主に新潟県内と秋田県からは本荘の幼稚園から、160名ほどが参加しています。基調講演者として、名古屋の南山高等学校校長の西経一神父(神言会)をお願いし、「ともに育ついのちと愛」というテーマで、いつものようにおもしろいお話を聞かせて頂きました。西神父は私にとっては同じ修道会の先輩ですが、今回は私が頼んだというわけではなく、他の機会に西神父の話を聞いた先生たちのリクエストだったそうです。よくまあ、忙しくてなかなか捕まらない人が、新潟まで来てくれました。

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この研修会は秋田から新潟までのカトリックの幼稚園や保育園で働く職員を対象に、以前は泊まりがけで行われていました。ところが長年利用していた格安のホテルが廃業になり、同規模を泊まりがけで行える格安な施設も新潟にはないことから、一昨年から持ち回りで一日研修会になっています。企画や運営は各園の主任級の先生たちの代表で委員会を構成して、実行してくださっています。

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新津といえば古くから鉄道の町。いまでもJR東日本の工場があります。今日の会場は、新潟市の大合併の結果として2年ほど前に新津駅前に建てられた地域交流センター。ここには新津地域の社会福祉協議会などが入っており、研修施設も十分に備えられ人気の施設のようです。施設からは目の前に新津駅が見えるのですが、構内にはできあがったばかりの高崎線用の新造車輌が入線していました。今回は新津や加茂の先生方が協力して会場準備にあたってくれました。ちなみにどちらの幼稚園も、新津教会主任司祭の鎌田神父(新潟教区の現在現役最長老)が園長先生です。

鎌田園長の挨拶によれば、今日の一番の売りは、鉄道の町にちなんで、しっかりと事前チェックをして選んだお昼のお弁当。さすが鉄道の町で、今でも何軒かの駅弁屋さんがあり、新潟駅などでも買うことができます。

参加者は午後からはグループに分かれて、「自己評価」、「人間関係」、「宗教教育」、「発達障害児保育」のテーマで話し合いを行い、午後3時から閉会ミサで終了となります。

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2012年8月15日 (水)

被昇天祭@新潟

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8月15日、聖母被昇天祭です。また今日は、私の霊名でもあるタルチシオのもともとの祝日です。午前10時から、カテドラルの新潟教会でミサを捧げさせていただきました。暑い夏の日でしたが、聖堂一杯になるほど大勢の方がミサに参加してくださいました。もちろん67回目の終戦記念日でもありますので、国や立場を超えて、戦争のために生命を失われたすべての方々のために、そして世界の平和のためにミサの中で共に祈りました。今日のミサには英語ミサに参加しておられる方々も一緒になり、共に祈り歌うひとときを持つことができました。

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ミサ後には、新潟教会の皆さんが準備してくださって、例年通りのバーベキュー・パーティーとなりました。ミサが終わり、信徒会館で唯一冷房が一台だけ入っている一階の部屋に入ると、そうめんが用意されており、まずは熱い焼き肉の前に冷たいそうめんを。子どもたちのためには玄関先にかき氷が。そして集いの最後の方には、聖堂前の広場でスイカ割りもありました。

集まってくださった方、霊名の祝日に霊的花束をくださった方々、感謝いたします。

なお8月15日付で、新潟教区の福音宣教の優先課題を司牧書簡を持って発表しました。是非、各小教区置かれている司牧書簡をご一読ください。優先課題についての説明があります。なお新しい改定された優先課題は、次の3つです。明日にでも、司牧書簡もホームページに掲載しておきます。

  • A: 世代、国籍、文化の違いを乗り越え、喜びと思いやりにあふれた「私たちの教会」を育てる。
  • B: 教区、地区、小教区において、お互いの情報を共有し交わりを深めることで、社会における教会の役割を自覚する。
  • C: 継続した信仰養成を充実させ、社会の現実のうちで言葉と行いを通じて福音を証しする信仰者へと脱皮する。

この優先課題に基づいた教区宣教宣言も、10月の教区大会で皆さんのサインをいただいて提出していただけるように、8月中に準備を進めています。

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2012年8月13日 (月)

この時期には教会でも墓参りに@新潟

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日曜日の夕方に、ちょっと薬屋へ買い物に出かけました。司教館から、古町という新潟の昔の繁華街(といっても、いまでも三越があります)アーケードは、あるいて10分以下。日曜の夕方というと、普段はほとんど閑散としてしまう通りなのですが、さすがにこの時期はいつもと人通りが違う。街中の道路では、他県ナンバーの車がたくさん走っている、みんなが帰省してくるお盆の季節です。そして司教館の近くは新潟市のいわば寺町で、たくさんのお寺が並んでいます。それぞれの境内には墓地があるので、この季節は墓参りと、街中でもうもうと立ち上がるお線香の煙。季節を感じます。

ちょっと天気が心配な曇り空でしたが、それでも何とか雨も降らずに、今日は大勢の方が墓参りに出かけられたことと思います。新潟地区内の教会でも、墓参が行われました。私は夕方6時から、例年通りに、歩いて15分ほどにある日和山の墓地へ出かけました。新潟市の運営する墓地の一番端の方にひっそりとある小さな区画が、昔からのカトリック墓地。新潟教区の歴史に名を残すような方々が、埋葬されています。その中には1942年になくなった神言会の宣教師もひとり。

すでに数週間前に新潟教会の皆さんによって、綺麗に草刈りがされていました。雨が降った直後であるためか、数カ所で盛んに蟻が巣から出て動き回っているのが気になりました。(気になったのは、アフリカにいた頃、蟻の大群に襲われた経験があるためです。アフリカの蟻の中には『どう猛』なのがおり、かまれると大変なことになる種類もありますから、草むらに踏み込む時、特に雨の直後には、気をつけなければなりません)

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墓地での祈りは主任司祭の江部神父様が司式され、助任のエディ・ナジ神父が侍者代わり。今回は残念名事にいろいろと重なった模様で、参加される方が少なかったのですが、お花が供えてあった様子から、すでに昼間にお祈りに訪れた方もいた模様です。静かに、100年の歴史を刻んだ教区の先達達に思いをはせ、祈りを捧げました。

例年この時期は照りつける太陽でじりじり焼かれる真夏の天気になるのですが、今年は珍しく曇り。しかも夜には強い雨が降り出しました。気温は落ちたものの、かえって蒸し暑い一日です。皆様、健康にどうぞお気をつけください。

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2012年8月11日 (土)

クララ会800周年ミサ@高田教会

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クララ会の創始者である聖クララがアシジの聖フランシスコに倣い、奉献生活に入ったのがクララ会の始まりです。それが1212年。それから800年が経過して、聖クララ会は昨年から今年にかけての1年間、創立800年のお祝いをしてきました。そして聖クララの祝日にあたる本日がその最終日。上越市高田にある聖クララ会修道院の聖堂では狭すぎるので、すぐ近くの高田教会を会場にして、記念行事と感謝ミサが行われました。

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本日の行事はまず、午前9時半の院長様の挨拶に始まり、兄弟会であり、もちろん第一会として聖クララ会を見守り助ける義務のあるフランシスコ会の伊能(いよく)神父が講演。これには高田教会の聖堂に60人ほどの方々が集まってくださいました。

そして11時半からは、富山から駆けつけたフランシスコ会の司祭たちや新潟教区の司祭も含めて12名の共同司式で感謝ミサを行いました。

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ミサ後は信徒会館で感謝の昼食会。現在クララ会の高田修道院には5名が居住。この三ヶ月くらいは、韓国の済州島にある修道院が建て直しのため、そこから1名が臨時に生活を共にしています。昼食会では、全国のクララ会の修道院を束ねて発足した日本の連合体の代表としてシスター近江が今年の冬にアシジまで出かけた時のお話や(日本からの飛行機が10時間遅れて、ローマ到着時にひやひやしたが、しっかりとフランシスコ会の迎えがあって感動したことや、言葉ができないので行きも帰りも、旅行中はしっかりと完全な沈黙を守ったお話でした)、800周年を記念して日本のクララ会から8名がフランシスコ会員に伴われてイタリア巡礼をしたお話など、興味深いものでした。また会場には一日の生活サイクルを記した展示もあり、興味深い毎日の生活のお話も聞くことができました。

教皇ヨハネ・パウロ2世の使徒的勧告『奉献生活』の104項に、こういう一言が記されています。

「他の人々がいのちと希望を持つことが出来るために、自分のいのちを費やすことが出来る人々も必要です」

奉献生活者は、まさしくほかの人々にいのちと希望を与えるために、徹底的な生き方をするのです。特にクララ会員にとっては、徹底的にイエスを生きることが、実は苦しいことではなく、そこにこそ本当の喜びがあるのだと身をもって示すことが、現代社会にあって大きな希望のしるしとなるのだと思います。これからも新潟教区の霊的な支柱として、教区の活動を祈りの力で支えていただきたいと期待しています。

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2012年8月 3日 (金)

新潟も夏、新潟祭り始まる

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新潟は夏本番です。もちろん暑い毎日が続いてます。南から台風が近づこうものなら、フェーン現象でなおいっそう暑くなります。そんな新潟ですが夏の風物詩、新潟祭りが始まりました。今夜は写真にある大民謡流し。写真に写っているのは司教館の近くの古町や本町あたりですが、踊りには1万人以上が参加して(各企業などが社員総動員で参加する)、新潟駅の近くまでの2キロほどが踊りの輪に包まれます。写真は夜7時から始まる踊りに備えて集まってきた方々と、本部前で挨拶に並んだ篠田新潟市長以下関係者の皆様。日曜日の夜には市内を流れる信濃川を会場に花火大会もあります。

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そういうわけで8月となりましたので、比較的少ないながらも、今月の主な予定を記しておきます。

  • 8月11日 聖クララ会800周年ミサ (高田教会)
  • 8月15日 聖母被昇天祭ミサ (新潟教会、10時からです)
  • 8月17日 新潟教区保育者研修会 (新津)
  • 8月19日 旭川地区大会 (旭川)
  • 8月20日 札幌教区顧問会 (札幌)
  • 8月23日 新潟司教館建設委員会 (新潟)
  • 8月25日 三条白百合幼稚園園舎竣工式 (三条)
  • 8月30日 福島復興支援会議 (潮見)

なお数日前の日記に記しましたが、カトリック平和旬間が始まります。広島に原爆が投下された8月6日から、長崎に原爆が投下された8月9日をはさみ、敗戦を思い起こす8月15日までの10日間、私たちは平和への思いを新たにし、祈り、行動することが求められています。8月6日前後の広島での行事はこちらのリンクをご覧ください。長崎での行事は、長崎教区のホームページに行事カレンダーがあります。新潟ではすでに7月29日に平和講演会とミサをいたしましたが、8月15日の聖母被昇天祭の新潟教会での私司式のミサでも、平和のためにお祈りいたします。どうぞご参加ください。また新潟教会での15日のミサ後に、交流会も予定されています。

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