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2012年9月22日 (土)

仙台教区サポート会議とアジア学院竣工式

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昨日の金曜日は、仙台教区本部で午後から、隔月開催の仙台教区サポート会議が行われました。またこの会議に先立って10時からは、仙台教区内に設けられている8カ所のベースの責任者が集まって情報交換をする全ベース長会議も開催され、私と幸田の2司教が参加しました。8カ所のベースとは、宮古、大槌、釜石、大船渡、米川、石巻、原町、いわきの各拠点です。体制が整ってくる中、それぞれの地域の事情による課題も見えてきています。今後は、各拠点の独自性を生かしながら、長期的な支援体制を整えていくことが大切です。また午後の会議では、今後考えられる福島支援体制のために福島に仙台サポートセンターの下にある福島デスクを置くという前回の福島会議での結論をどのように具体化するかや、仙台教区の新創造計画の第三期に向けてどのような体制を持つことが好ましいかなど、全体的なあり方の意見交換をいたしました。写真には写っていませんが、議長として左端に平賀司教がおられます。

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さて仙台に一泊して、今日はカリタスジャパン事務長の田所氏と一緒に、私の車で朝仙台を出発。東北道を東京方面へ走り、那須塩原へ行ってきました。今日はその地にある学校法人アジア学院のコイノニア棟及び教室棟の奉献式が行われ、参加してきました。

アジア学院は「個々人が自己の潜在能力を最大限に発揮できるような、公正且つ平和で健全な環境を持つ世界を構築する」ことを目指し、アジア・アフリカ・太平洋地域の農村指導者の育成にあたってこられた学校です。一年のコースは、海外からの学生は無料で、有機農業などについて集中的に学びます。参加してきた学生の中には、アフリカなどのカトリック司祭や修道者、またカリタス関係者も多く含まれています。

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カリタスジャパンでは、アジア学院が人類の真の発展のために、人間の尊厳がすべからく尊重される社会を築き上げていく努力をされていることに心から賛同する立場から、フィリピンでの体験学習などへの支援を行ってきていました。今回の大震災にあたってはアメリカ合衆国のカリタスであるCRSと一緒に、震災の影響を受けて取り壊さざるを得なくなったコイノニア棟(食堂や共同ホール)と教室棟などへ支援をいたしました。特にCRSの支援は、一番最大の支援であったと思います。アジア学院はプロテスタント諸派が中心となって開設運営されていますが、その精神に賛同して援助させていただきました。今回の奉献式には、残念ながらCRS担当者が日程が合わず参加できなかったことから、私が代理で祝辞を述べさせていただきました。

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また震災後に復興のために尽力されていた前理事長である丹羽章先生は、今年の6月急逝されました。今日の会場には丹羽先生の似顔絵が飾られ、新しい建物の完成を祝うと共に、学院の発展のため、また復興のために尽力された先生を偲ぶ会ともなりました。

説明をしっかりと聞き逃しましたが、新しい建物の木の床はフェアトレードの何かの認定を初めて受けたもので、床下には太陽光を利用した暖房と、夏には土中の冷気を利用した自然冷房も設備されているエコな建物と言うことでした。木のぬくもりのあるすばらしい建物でした。

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