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2012年10月18日 (木)

カトリック老人施設協会全国研修会@札幌

Yosakoi1201

札幌、寒いです。今日は日中の最高が14度程度。夕方には、札幌の司教館の自室の寒さに耐えきれず、今期初めてストーブをつけました。日本は広いです。

昨日は午前中から、新潟県内カトリック17園の幼稚園法人聖母学園の理事会。午後からはその園長会でした。ご存じのように、一体政府が何を目指し何を本当に実行するのかまったくもって不安定で、とりわけ幼児教育に関しては一寸先は闇であります。これで政権交代があればまた大きく動くのかもしれません。どちらかというと保育園の方へと重心が移る中で、全国のカトリック教会で深くまた長く関わってきた幼稚園の方向性が見えません。幼稚園と保育園は、その成り立ちがまったく異なります。現在の現実的要求からその垣根は曖昧になっているとはいえ、幼稚園は基本的に教育機関としての視点であり、保育園は社会福祉の視点であります。それを一緒にしようというのですから、そこには現在の政府のどんな理念があるのか、それがなかなかわかりづらいのです。東京のような大都市部では私立の小学校が、入学の前提として幼稚園を念頭に置いているということもあろうかと想像いたしますが、そうではない新潟のような地方では、少子化が進む中で、果たしてすさまじいまでの労力(文科省と厚労省という二つの役所を相手にしての手続きのペーパーワークが半端ではありません)を費やして、さらに幼稚園とは異なる保育園に必要な施設改修も含めて、そこまで取り組んでその後果たして本当に生き残っていくことができるのか、それがそもそも疑問ですし、くわえて、経営の視点からだけ考えられないカトリック教会としての幼稚園教育への理念をどうするのかという課題もあります。そのあたりの課題についても、意見交換がありました。

さてその園長会をちょっと早く失礼させて頂いて、札幌へ移動しました。昨日と本日、札幌市内を会場に、27回目となる日本カトリック老人施設協会の全国研修大会が開催されておりました。私は昨晩の懇親会に参加。新潟からも上越のさくら聖母の園から3名が参加しておりました。全国から65施設の200名近い参加者がありました。今回は「高齢者福祉施設における災害時の対応について」を主テーマに、東日本大震災での体験から、今後の対応について考える研修会とされ、実際に被災地で体験した施設の方々が基調講演やパネルディスカッションをされたとのことです。私が参加した懇親会では藤女子大学のコーラスやマンドリンクラブの演奏、さらには札幌から誕生したYOSAKOIソーランの、新琴似天舞龍神というチームが、見事な踊りを披露してくださいました。

そして今日18日は、午前9時半から会場を北一条教会に移して、私が1時間の講演をさせて頂きました。テーマは「東日本大震災と信仰年」です。その後派遣ミサを捧げ、終了となりました。

北海道は日本ハムのゲームで昨日も今日も盛り上がっております。

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