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2013年2月 4日 (月)

社会司教委員会研修@済州島

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社会司教委員会では毎年冬に、主に司教を対象として研修会を開催しています。今年の研修会が1月29日から2月1日までの4日間、済州島で開催されました。司教団からは主に社会司教委員会メンバーを中心に9名が参加予定でしたが、直前の個別の事情で7名が参加しました。また各委員会秘書や事務局からの参加もあって、全員で13名となりました。

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今回は特に済州教区の姜禹一司教から直接、済州島の歴史についてお話をいただき、韓国の中での位置づけ、太平洋戦争中の日本軍の基地の建設、戦後の1948年4月3日に米軍支配下で発生した住民の蜂起とその鎮圧のための虐殺事件(四・三事件と呼ばれます)、大阪との関係、上海での司祭叙階後に国へ戻る途中で流され済州島に漂着した聖アンドレア金大建(キム・デゴン)の物語、そして江汀村(カンジョン)における海軍基地建設と反対運動について、盛りだくさんのことを教えていただきました。日本語に堪能な司教様のおかげで、詳しく学ぶことができました。(上の写真は、お話しくださる済州教区の姜禹一司教。下の写真は、旧日本海軍航空隊基地の高射砲陣地跡)

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済州教区の皆様には、大勢の方に積極的に協力していただき、毎日の現地訪問にも丁寧におつきあいくださり、感謝しています。寒い冬の済州島でしたが、途中、日本軍の海軍航空隊基地跡を訪問した日には見事に晴れ渡り、済州島の中央にそびえる標高2000メートル近いハルラサンも美しく望むことができました。四・三事件では、一万九千人以上の方が殺害されたとうかがいました。しかもその多くは子どもと女性。現場の一つとなった村を訪問しましたが、そこでも多くの子どもたちが殺害された記録されていました。殺害と言うよりも無差別の虐殺行為でした。

さて済州島の最終日は基地問題で揺れる江汀村を訪問し、村人の話を聞いたあとに姜司教司式でミサを捧げることになっていました。残念ながら私は、体調を崩し、その日は寝込んでしまいました。信徒のドクターのおかげで、無事その晩に帰国するまで回復はいたしました。現在は大丈夫です。済州教区の皆さん、ありがとうございました。感謝。

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