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2013年8月 9日 (金)

新潟教区カトリック保育者研修会

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さすがの新潟もこの夏一番の暑さに見舞われた本日、新潟教区の北部、秋田県からお隣の岩手県に書けては凄まじい大雨に襲われ、亡くなられた方もおられます。被害を受けられた方々のために、お祈りいたします。しかし本当に夏の天気がかつてのアフリカのようになりました。

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さてそんな暑さの本日、新潟市内の清心女子高校を会場に、新潟教区カトリック保育者研修会が開催されました。この研修会は今年で42回目。秋田県、山形県、新潟県で、通常はそれぞれ別の学校法人や社会福祉法人として働くカトリックの幼稚園・保育園・乳児院の職員が一緒に集まり、カトリックの精神についての研修を行うものです。さすがに秋田県や山形県は遠く、すべてが参加というわけにはいきませんが、今回も大館、横手、山形からの参加がありました。今回の参加者は私も含めて総勢165名。これだけが一度に集まる会場を、限られた予算内で確保するのはなかなかの困難がありますが、今回は清心女子高校が協力してくださいました。昼には学校の食堂で食事も利用でき、本当に助かりました。

さて今回の研修会のテーマは、「カトリック幼稚園・幼児施設に求められるもの」とされ、この数年間続くカトリック・アイデンティティの探求の継続でした。しかし同時にサブテーマとしては「乳幼児の多様な実態とカトリック精神と保育実践」と掲げられていたように、具体的な保育での課題についての研修も行われました。

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そのため、まず新潟大学教育学部の有川宏幸先生に、「ちょっと気になる子の理解と対応」と題して、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。いわゆる発達障害のある子どもたちとどのようにつきあっていくのかのお話でしたが、心に残ったのは、この子どもたちに障害があると言うことではなく、教える側にとってその子が普通に保育を進めることに障害となっているという意味であることを理解し、その子たちが現実をどのように理解しているのかに心をはせるようにという点でありました。その子たちの理解の立場に立って、物事を考えなければならない。一人ひとりの立場に思いをはせて対応するとは、まさしくキリスト教的保育につながる視点です。

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午後には東京教区で幼稚園に長くかかわっておられる西千葉教会の小林敬三神父様においでいただき、「カトリック幼稚園・幼児施設にこそ求められるもの」と題して、神父様の様々な体験からお話をいただきました。そのあとの私のミサの説教などいらないくらいの、力強いお話でした。

最後に、派遣ミサを捧げ、夕方4時頃に終了となりました。準備をしてくださった新潟地区の先生方、本当にご苦労さまでした。来年は中越地区を会場に行われます。

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