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2013年10月31日 (木)

東京教会管区司祭大会@いわき市

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4年に一度開催されている東京教会管区の司祭大会が、今週月曜日から水曜日まで、福島県のいわき市内で開催されました。東京教会管区は東京大司教区をはじめ、横浜、さいたま、新潟、仙台、札幌の6教区から構成されていますが、今回の大会には6教区すべての司教を含んで80名の参加者がありました(さいたまは教区管理者の岡田大司教兼任)。なお管区司祭大会は教区司祭ばかりではなく、それぞれの教区で働く修道会司祭も参加対象です。新潟教区からは、残念ながら秋田地区と山形地区からの参加がありませんでしたが、新潟、新発田、長岡の各地区から教区司祭と修道会司祭の合計8名が参加しました。

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今回は東北の被災地の方々と見える形で司祭団の連帯を示したいと、仙台教区で開催させていただきました。仙台教区に迷惑のかからないようにと考えてはいましたが、結局たくさんの仙台教区司祭に助けていただくことになりました。仙台教区の皆さんに感謝します。100名近い参加者が見込まれたため、大勢が一度に泊まり会議ができる施設と旅行会社に相談した結果、今回はいわき市にあるスパリゾート・ハワイアンでの開催となりました。その昔、岩手県で少年時代を過ごした私にとっては、常磐ハワイアンセンターのほうがすぐに頭に浮かんできます。映画でも有名になった施設は、巨大なものでした。館内は迷路のようで、宿舎から会議場までの間に、迷ってしまう参加者も。

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月曜の午後から始った三日間の研修は、まず一日目が素粒子物理学者で名古屋大学などでも働かれ、現在は神奈川大学教授の三田一郎師に科学の立場から信仰について、また福島の原発事故について語っていただきました。なお三田師は、名古屋教区の終身助祭でもあります。二日目の午前中には、サレジオ会の阿倍仲麻呂師に神学者の立場から、大震災といかに対峙するかを語っていただきました。そして午後からは三台のバスに分乗して、いわき市内や、楢葉町や富岡町などの被災地を視察に出かけました。途中、さいたま教区が運営するもみの木サポートステーションにも立ち寄り、担当のホアン神父などから説明を頂きました。そして三日目の午前中は、主に岩手県で活動する現場の方々の体験を聞き、最後に岡田大司教司式の派遣ミサで締めくくりました。研修会にご協力いただいた皆さんに感謝します。

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2013年10月27日 (日)

鶴岡教会堅信式@山形県鶴岡市

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今日の日曜日、山形県庄内地方の鶴岡カトリック教会で、6名の方が堅信の秘跡を受けられました。おめでとうございます。鶴岡を始め山形県内はイエズスマリアの聖心会が担当。鶴岡と酒田の主任司祭はインドネシア出身のスリワルヨ師。幼稚園の園長も兼任です。また協力司祭として川又師がおられますが、今日は長井教会へ出かけておられました。

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鶴岡教会の聖堂はパリ外国宣教会の司祭によって、1903年に献堂されました。ですから今年は献堂110年目になります。国の重要文化財でもあり、特に聖堂内の黒いマリア像は有名です。この日も午後からはコンサートが予定されておりましたし、観光客も大勢訪れる教会です。

ミサ後には信徒会館に移動し、信徒会長のリードの下、分かち合いの集いが開かれました。それぞれの信仰の体験や、または司教に訊ねたいことなど、お昼まで時間をとっていろいろと語り合うことができたと思います。信仰年の取り組みの一つでした。(来週は鶴岡で山形地区大会が開催されると言うことです)分かち合いの集いの後は皆で昼食。山形教会の信徒の方の飛び入り演奏もあり、和やかの一時となりました。

私は火曜の夜から金曜の午後まで、カリタスアジア関係の会議のためバンコクにおりました。ちょうど台風が日本に接近していたため、もしや帰国が遅れるのではと心配しましたが、何とか無事昨日朝に羽田に戻ることができました。

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2013年10月23日 (水)

高田教会堅信式@新潟県上越市

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20日の日曜日は、新潟県上越市にある高田教会で堅信式を行いました。今年は10名の方が堅信の秘跡を受けられました。おめでとうございます。新潟教区では海外出身の信徒の方も多くおられます。

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特に東北や北陸の農村地帯では、日本で妻としてまた母親として力強く生活をしておられる方がおられますが、その中にはフィリピン出身の信徒の方も多くおられます。私は以前から、こうして教会が存在しない農村部に生活している海外出身の信徒の方々は、特別な計らいの下に遣わされた宣教者だと思っています。今回の堅信を受けられた10名の中にも、そういった家庭で信仰をはぐくまれたお子さんや、ご主人がおられたことは、大きな喜びです。みんなおめでとう。特にこれから高校などへ進学すると、様々な理由で日曜に教会に来るのが困難になるかもしれません。でも常に心の中で、自分はキリストに従っている者だと言うことを繰り返して刻み込んで下さいますように。

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2013年10月19日 (土)

五島巡礼へのお誘い

クリスマス前に長崎の五島へ巡礼を企画しております。あと数名の席がまだ残っております。どなたかご一緒いただけませんか。

日程は、12月9日(月)出発で12日(木)に戻ってきます。新潟発着が可能です。クリスマス前のイルミネーションに飾られた五島で、祈りのひとときを過ごしましょう。

詳しくは次のところまでお問い合わせください。担当は村上透さんです(カトリック信徒)。

(株)パラダイス
本社住所:神奈川県横浜市鶴見区元宮2-1-80-905
電話番号:
   045-580-0023
  FAX番号:
   045-580-0024
メール:
mary@junrei.co.jp

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十日町カトリック天使幼稚園創立50周年式典

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新潟県の十日町市はコシヒカリや大雪でも有名ですが、近頃は女子レスリングの合宿所として全国に知られているのではないでしょうか。その十日町市に50年ほど前から教会と幼稚園があります。新潟教区の長岡地区を戦後に神言会から引き継いで担当してきたフランシスコ会が設立にかかわった教会と幼稚園です。1962年に定員120名の3クラスで始まった天使幼稚園が50年になり、(正確には51周年ですが)、本日土曜日の午前中、創立50周年記念式典を行いました。現在の園児数は約80名。現在の園長は柏崎教会の主任司祭であるレオ・バッシ師。教会の主任司祭は新潟教区の佐藤勤師です。

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新潟県内のカトリック幼稚園17園は「学校法人聖母学園」として一つにまとめられ、私が理事長をさせていただいております。今日の式典には十日町市の蔵品教育長においでいただき、またお昼から近くの会場で行われた祝賀会には、この幼稚園の卒園生でもある関口芳史十日町市長にもおいで頂きました。感謝します。

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また式典後には、年少組のお遊戯、年中組の歌とお遊戯、年長組の合奏とお祝いの言葉の披露があり、式典に参加された保護者の方々と一緒に、楽しいひとときを過ごしました。皆さんありがとう。そしておめでとうございます。毎日保育に励まれている職員の皆さん、ありがとうございます。以下、私の式辞です。

十日町カトリック天使幼稚園の50周年にあたり、学校法人聖母学園を代表して一言ご挨拶申し上げます。
 私ども学校法人聖母学園は、新潟県内で13の幼稚園を運営しております。聖母学園は、カトリック教会を設立母体とし、カトリックの教え、すなわちキリスト教の精神に基づいて幼児教育を行っております。聖母学園の幼稚園の多くがそうであるように、十日町カトリック天使幼稚園も、園舎に隣接して建つカトリック教会が、目に見える形でキリスト教の幼稚園であることを示しておりますが、当然、毎日の保育においては、キリスト教の精神に基づいた幼児教育を行ってまいりました。
 私たちが信じるキリスト教の神は、生命の大切さを強調される神です。生命の尊厳を強調される神です。神が人間を創造したという話が書かれている旧約聖書の「創世記」には、このように記されています。「神はご自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。」そして次のようにも記されています。「神はお作りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それはきわめて良かった。」
 人間の生命は、人間が科学の力で自分たちで創り上げたものではありません。私たちの体は、人間そのものをそっくりまねるロボットが存在しないほど複雑に出来ています。科学では解明することの出来ない人間の神秘的な生命は、神が自分に似せて作り、良いものであるとされて、私たちに託された贈り物なのです。キリスト教の教えのもっとも根本はここにあります。私たちの生命は神によって創られ、私たちはそれを神からお預かりしているだけなのです。それならば、預けられている贈り物であるその生命を大切にするのは当たり前ではないのだろうかと考えます。
 幼児期にどのような心を育むのかが、その後の人生を左右する鍵となろうかと思います。まさしく幼稚園こそは、単に幼児期の時間を楽しく安全に過ごすだけの場ではなく、同じ賜物である生命を与えられた友人たちと一緒に生活する中で、生命の尊厳を学ぶ人間の存在の神秘を学ぶ教育の場であります。
 少子高齢化が激しく進行している現代日本社会にあって、経営という観点から見れば、幼稚園は非常に厳しい状況に置かれております。同時に子どもたちの健康と安全への配慮の責任も、厳しく認識する時代となっております。この時代にあっても私たちは、幼稚園教育が生命の神秘を心に刻む場として不可欠であると確信しております。
 日々の保育・教育を通じて、子どもたちの心に、生命を大切にしなければならないという精神が宿るように、神の息吹が十日町カトリック天使幼稚園のすべての人々、とりわけそこで育てられる子供たちを、日々包んでくださることを願っています。
 50周年を今後の飛躍の第一歩として、これからも子どもたちの心を豊かに育てていく決意を新たにしたいと思います。
 これまでの50年の歩みを支えてくださった十日町市をはじめ地域の皆様、大切なお子様を預けてくださる皆様、心から感謝申し上げます。皆様お一人おひとりに神様の豊かな祝福があるように祈りながら、私の式辞といたします。

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2013年10月16日 (水)

ベルナルド勝谷太治司教叙階@札幌

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10月14日月曜日は札幌教区にとって待ちに待った喜びの日でありました。2009年11月に地主司教の引退届が教皇様に受理されて以来、空位となっていた札幌の司教座。とうとう新しい司教が誕生しました。すでに6月に教皇フランシスコから任命をうけていたベルナルド勝谷太治師の司教叙階式が、10月14日午後2時から、札幌市内の藤女子大学講堂を会場に、2,000人近い信徒の方々の参加を頂いて執り行われました。1,800人は入るという藤女子大学の講堂は2階席まで一杯で、立ち見をしている方も多くありました。全国からすべての現役司教が参加し、さらに教皇大使、加えてイースタービレッジの活動で親交のあるフィリピンのキダパワン教区ロムロ司教、そして叙階司式者の一人として地主司教も参加しました。

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司教叙階式は東京の岡田大司教の司式で始まり、教皇大使が任命書をラテン語で朗読。額に入れられた原本は神学生が掲げて参加者に呈示。その後、いくつかの質問のやりとりが司式者と勝谷司教との間にあって、最後に岡田大司教が叙階を認めると一斉に拍手が。そのあと私が説教をしました。説教と言っても、この四年間(3年と11ヶ月)、教区管理者として札幌にかかわった体験から、どのような司教が札幌に求められているか、そして教皇様はどう言っているか、さらに勝谷師がそれにふさわしいかを話しました。その後、按手と叙階の祈りなどを経て勝谷師は無事司教に。ミトラかぶり牧杖(バクルス)をもって、岡田大司教に導かれて中央席に着座。ここからミサは勝谷司教の司式となりました。

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司教叙階式では、候補者が床に伏して諸聖人の連祷が行われるのですが、少なくとも私はそのとき、まさか自分が人生で三回床に伏すことがあろうとは思いませんでした。私は修道会員ですから修正誓願の時と司祭叙階の時の二回のはずでした。それが三回目があろうとはと、諸聖人の連祷の間思い巡らしたことを記憶しています。勝谷司教は何を思い巡らしたのでしょうか。

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叙階式後にはお隣の藤女子高校の体育館で祝賀会。歌あり踊りありのすばらしいひとときでした。勝谷司教の人気が一目でわかるような、熱気と喜びに満ちた祝賀会でした。

札幌教区の皆様、叙階式の準備と当日の様々な役割、本当にご苦労さまでした。すばらしいお祝いの一日になりました。感謝します。そして新しい牧者を頂いた皆様、おめでとうございます。(なお私の説教は、ホームページに掲載します。冒頭の二枚の写真は札幌教区信徒の方から提供いただきました)

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2013年10月14日 (月)

参加して下さった皆様に感謝@秋田

10月12日夜から13日早朝にかけて、新潟教区の秋田、聖体奉仕会を会場に行われた「聖母と共に過ごす祈りの夜」には、教区内外から多くの方に参加して頂きました。感謝申し上げます。事前の申し込みが800人ほどでしたが、多分、それを遙かに超える方々が集まって下さったと思います。会場となった聖堂は限られたスペースでしたし、にわか雨の肌寒い夜でしたので、大変な思いをされた方もおられたと思います。

私は新潟から朝の特急に乗って、当日昼過ぎに秋田に到着しましたが、すでに聖体奉仕会には多くの方が訪れておりました。駅から乗ったタクシーの運転手さんが、「今日はこれで聖体奉仕会は三回目だが、何かあるのか」と訊ねてくるほどでした。夜11時の開会前に、すでに聖堂は一杯、秋田地区を始め全国から二〇名近い司祭も参加して下さいました。

11時から私の挨拶に続いて、日本語から始まっていくつかの言葉に分かれての聖体礼拝。教皇大使と参事官も参加して下さいました。全体は吉祥寺教会信徒の川崎氏の司会で進み、まず第一部は予定通り終了。聖堂の外には衛星中継用の中継車や電源車など二台がおかれ、聖堂内もスタジオのようにそこここにカメラが配置され照明が入り、祭壇横の裏手スペースには調整卓がおかれ、その雰囲気だけでも何か大きなことが始まるのだと感じさせられて、少なくとも私は緊張しました。

午前2時頃からローマからローマと中継が繋がり、バチカンから会場となるローマ市内のDivino Amore教会へファティマのマリア様の御像が運ばれてくるところから始まりました。御像はその前に、聖ペトロ大聖堂前で、教皇様が祈りを捧げています。事前にイタリアから秒刻みの台本や指示書が届いていたのですが、なかなかその通りにスムースには行かない、さすがイタリア。でもそれ以上に驚いたのは、会場の音楽パフォーマンスもそうでしたが、司会のトークも(もちろんイタリア語であまりわからなかったが)テレビのトークショーののりだったこと。到着した御像はローマ教区総代理のヴァリーニ枢機卿迎えられ、ステージに安置。枢機卿の挨拶に続いて、世界10カ所の巡礼所の紹介。衛星中継でモニターの映像とタイムラグがあり、持ち時間10秒では気がついたらすでに次のところに移動するので手を振るタイミングを逸しました。

その後は、各玄義の前に詩の朗読と音楽パフォーマンス。ナザレから始まって順番に一限気を半分ずつ唱え、間には様々な信仰の証しが入る。最初は画面と一緒に日本でもロザリオを祈ればよいと思ってましたが、現地の映像にイタリア語がかぶることが判明し、急遽私が聖堂内のマイクで日本語を先唱することにしました。ところがすぐに気がつくのが、画面と同期しないこと。なぜならば、日本語の祈りが一番時間がかかる。イタリア語の早いこと早いこと。さらに画面を見ながら時間を計り祈りを先唱すると、半分の五回聖母の祈りを唱えるのが至難の業。ロザリオには五回目にしるしがあるわけではないですから。そこで途中でロザリオの使用をあきらめ、片手の指で数えることに。五回にはこちらが確実です。

加えて、制作者のイタリア側は現地で祈りが終わらなくても、イタリア語が唱え終わるとさっさと画面をイタリアに切り替えることも判明。従って、日本からの中継も終わる前に切り替えられてしかいました。下に当日のビデオをYoutubeからみられるので添付しました。秋田は1時間55分あたりから登場します。

ロザリオは午前4時半過ぎに終了し、その後教皇大使と一緒にミサを捧げ、解散となりました。徹夜の祈りでしたが、祈りの世界でも文化の違いがあることを実感し、同時にそれでも教会が聖母を通じて一致していることをも実感する、貴重な時を過ごすことができました。

今回の新潟教区行事に全国から参加して下さった方に感謝すると同時に、少ない人数で一生懸命準備をした聖体奉仕会の会員に感謝します。私も想像できないくらいのバイタリティーで、イタリアと交渉したり、国内でも様々な手配をしたり、本当によくやって下さいました。協力して下さった多くの方々、特に秋田地区の信徒の皆様、司祭団にも感謝します。近くにある温泉施設ザブーンの皆様にも協力に感謝します。中継を手がけて下さったスタッフの皆さんにも、本当に感謝しています。またこの日13日に70歳の誕生日を迎えられたチェノットゥ教皇大使には、実現のために尽力下さり感謝いたします。そして私たちの母であるマリア様に一番の感謝をします。

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2013年10月12日 (土)

まもなく「聖母とともに過ごす祈りの夜」@秋田

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まもなく、夜11時から秋田の聖体奉仕会聖堂を会場に、「聖母とともに過ごす祈りの夜」が始まります。秋田は時折雨が降る寒い晩になりました。会場にはすでに6時頃から大勢の方が集まり始めています。中継のセッティングも終わりました。

11時から2時までは、秋田独自のプログラムで聖体礼拝を行います。その後午前2時から、ローマで行われるプログラムに参加します。これが朝の5時まで、5時にミサを捧げて終了です。

日本時間の午前2時から5時までの模様は、バチカン放送のインターネットサイトでも中継される模様です。その時間までお待ち頂いて、結局繋がらなかったと言うことになると申し訳ないのですが、予定には入れられているようです

祈りの夜の間、新潟教区皆様のために、またこのブログを訪れて下さるすべての方のために、聖母の取り次ぎを願ってお祈りいたします。

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2013年10月 8日 (火)

第二バチカン公会議公文書刊行など@おしらせ

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今日はいくつかお知らせを。

信仰年にあらためて第二バチカン公会議を学び直すためにも、公文書の改訂訳刊行が待たれておりました。いくつかの用語の翻訳を決着するために時間がかかってしまいましたが、とうとう発売となりました。写真の書籍です。かなり分厚いものとなりました。800頁以上あります。ハードカバーです。定価は3,000円に税金です。翻訳の出来自体には、特に研究者からは様々な意見があろうとは思います。しかし、どこかで公式な翻訳を決定しなくてはなりません。第二バチカン公会議公文書のような教会の公文書は、様々なところで多くの方に引用されます。学術的引用であったり、メッセージであったり、個人的著作であったり、祈りであったり。そうなると、翻訳は一つに確定しておくほうがベターです。というよりもその必要があります。多くの方が翻訳にかかわってくださり、また高見大司教様が中心になって整えてくださいました。ご購入いただき活用くださると幸いです。

次に先日、10月4日に司教総会がありました。すでに毎日新聞などで報道されていますが、いくつか話し合った中に、教皇様の日本への招待の話がありました。毎日の記事は、「来日を要請」とありますが、何となく教会内部の感覚では「要請」するものではなかろうと感じますが、いずれにしろ教皇様に是非日本に来て欲しいという意思表示をすることを決めたと言うことです。毎日の記事を読まれた方には、すでに来日が決定していて、儀礼的に日本の司教団が要請を出すのだと思われた方がおられるかも知れませんが、まだ何も決まっていません。アジアを訪問したいという意思を表明されていることと、機会があるごとに日本のことを教皇様が触れられることから、是非、その際には日本の教会を司牧的に訪問してくださることを、司教団は期待しておりますという意志を公にしたと言うことだとご理解ください。はたしてどうなるのかは、今後の教皇庁での調整次第であろうと思いますが、祈りのうちに待ちたいと思います。

最後に、次の土曜日の深夜に、ローマで行われる「聖母とともに過ごす祈りの夜」に新潟教区が参加し、秋田の聖体奉仕会修道院で祈りの集いがあることはすでにお知らせしました。主催者側で詳細が決定するのが遅れたので、様々な憶測が飛び交っておりますが、いま分かっていることをお知らせしておきます。

当日参加する10カ所の聖母の巡礼所やプログラムは、聖体奉仕会のブログに記載されていますので参照ください。(数ある巡礼所からこの10カ所が選定されたのは、衛星中継の技術的可能性があるかどうかが一番の理由です)

現在のところ、教皇様は土曜日の午後5時(ローマ時間)に聖ペトロ大聖堂の前で、ポルトガルのファチマから運ばれてくる聖母像を迎え、その前で祈りを捧げられます。しかしその後7時(ローマ時間、日本の深夜2時)から始まるロザリオの祈りでは、最初にビデオメッセージをくださることは決まっていますが、ロザリオ自体に参加はされない予定です。なお教皇様は翌日の午前10時30分から聖ペトロ広場で聖母マリアの日のミサを司式されます。

10カ所の巡礼所は二つに分かれ、それぞれの玄義の前半と後半を担当します。秋田は第四の玄義で最初の意向と主の祈り、アベマリアの祈りを5番目まで唱えることになっています。

なお当日の模様は秋田で撮影をされ衛星中継でローマとつながるのですが、それを日本のテレビ放送で見ることはできません。現時点では確定的なことが言えないのですが、インターネットで見ることが可能だろう期待しています。なおアメリカのEWTNという放送局が、ワシントンの模様を中心にインターネットで中継すると聞いています。

信仰年の聖母マリアの日は教皇庁の行事ですが、この夜の祈りの集いはローマ教区の主催です。また日本の教会全体が参加を要請されたのではなく、ローマ教区の実行委員会から新潟教区が参加を要請されたものです。したがって、当日の秋田での集いは、新潟教区の教区行事です。日本の教会全体で告知をしない理由をお尋ねになられた方がおられましたが、新潟教区行事として教区外にも参加をオープンにしている催しであることをご理解ください。

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2013年10月 6日 (日)

第25回新発田地区信徒大会@三条教会

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今日の日曜日、新潟県の三条教会を会場に、新発田地区の信徒大会が開催され、90名近い方が参加されました。25回目となる今年のテーマは、「私の信仰年。みんなでつながり、希望を持とう」とされていました。

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新発田地区は、新潟県の一番北にある村上教会(集会所)から始まって、新発田、新津、村松(巡回)、加茂、栃尾、見附、三条の8共同体で構成され、4名の司祭が担当しています。司祭が常駐しているのは、現時点では新発田、新津、三条、見附の各教会です。市町村合併で、実際には新津教会は新潟市内に、また栃尾教会は長岡市内にあるのですが、以前、神言会員が担当していた地区がそのまま新発田地区として存続しています。現在担当している4名の司祭は、全員が新潟教区司祭です。

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今回は幼稚園や聖堂の新築工事が数年続いていたため、久しぶりの三条での開催となりました。11時から新しい聖堂でミサをささげ、私が司式し、三条の主任司祭である石黒師が説教をされました。石黒師の説教は終わったかなと思いきや、「三条に来てから、三にちなんで説教は三部構成になりました。さて次は第二部」という壮大なものでありましたが、ご自分の幼少の頃からの信仰体験を話してくださり、午後のグループに分かれての分かち合いにつながるすばらしい導入でした。

昼食をはさんで、幼稚園のホールに集まり、地区の中でも小さい二つの共同体、村上と村松の代表が教会の紹介をしました。村上は自前の聖堂もなく、信徒の家で集まりを続けている教会です。その後7グループに分かれて分かち合い。活発に話し合いが行われました。最後に私の短い講評を含めた閉会式で、三時半の記念撮影で終了。皆さんご苦労様でした。来年は見附教会の担当です。

ところで先日の長岡でのフランシスコのお祝いでの記事中、金祝を迎えられた町田師の挨拶について触れましたが、それを読んだご本人から、自分はもっとまともなことを言ったはずだと訂正の要望がありましたので、以下その引用。

町田師が言われたのは、「金祝の集いで、足りないとことが沢山あった。この次このような事がないようにしたいと思う。そのため、ダイヤモンドまで生きたい。是が今の目標である」と言うことであったそうです。

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2013年10月 2日 (水)

フランシスコのお祝いと10月の主な予定

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毎年10月の第一火曜日には、新潟県内の長岡地区で働いてくださっているフランシスコ会(OFM)の会員と、さらに同地区におられるフランシスコ第三会の皆様と一緒に、アシジの聖フランシスコのお祝いのミサをささげております。昨日のミサは長岡教会(表町)でささげられ、毎年のことですが新潟県内で働く他の司祭団(教区司祭や神言会員)もご一緒させていただきました。ミサのあとには上のような司祭団による記念撮影。そして同地区のフランシスコ会員は基本的に長年イタリア出身者が多かったこともあり、市内のイタリアンレストランで司祭団の昼食会を行いました。フランシスコ会の皆さん、おめでとうございます。今日は昼食会の最後に、先日金祝を祝われた町田師(新潟教区寺尾教会)が挨拶され、次は60周年を目指してがんばるので、「邪魔をしないように」との力強いお言葉がありました。町田神父様、次の10年、期待してます。

さて新しい月が始まりましたので、いつものように今月の主な予定を記しておきます。

  • 10月1日 フランシスコのお祝い (長岡教会)
  • 10月3日 常任司教委員会 (東京)
  • 10月4日 臨時司教総会 (東京)
  • 10月6日 新発田地区大会 (三条教会)
  • 10月7日 聖マリア在俗会静修 (長岡)
  • 10月8日 月曜会
  • 10月10日 HIV/AIDSデスク研修会 (東京)
  • 10月12日 聖母マリアとともに過ごす祈りの夜 (秋田)
  • 10月14日 札幌教区司教叙階式 (札幌)
  • 10月15日 カトリック広報委員会研修会 (東京)
  • 10月19日 十日町カトリック天使幼稚園50周年式典 (十日町)
  • 10月20日 高田教会堅信式 (上越)
  • 10月21日 聖母学園理事会・園長会 (新潟)
  • 10月22日~26日 カリタスアジア会議 (バンコク)
  • 10月27日 鶴岡教会 (鶴岡)
  • 10月28日~30日 東京教会管区司祭大会 (いわき)

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2013年10月 1日 (火)

東日本大震災復興支援のための祈りの募集

司教協議会の東日本大震災復興支援室では、東日本大震災復興支援のための祈りを募集しています。これはこの数ヶ月、定期的に開催されている仙台教区サポート会議において、大震災発生から来年の3月11日で3年となることから、新たな希望へと向けて歩みをすすめるために、新しい祈りを作成して全国的に唱えてもらってはどうかという意見が出たことに始まります。その後議論を重ね、先日石巻で開催されたサポート会議で、以下のようにまとまったものです。以下、呼びかけ文を掲載します。

皆さま、いつも「東日本大震災被災者のための祈り(司教協議会作成、2011年4月20日)」で、連帯してくださっていることに感謝しております。
  この2年7ヶ月の間、被災者のため、そして復興支援活動のために全国の皆様が祈ってくださっており、それが被災地へ届けられて参りました。
  今回、これまでに祈ってくださったこと、これからの被災地と支援活動を支えるための祈りを被災地に届けるため、全国から祈りを集めようと考えました。以下の要領で祈りを募集いたしますので是非ご参加ください。

・ ボランティアで、実際現地に足を踏み入れ、支援活動をしてわき上がった思いを祈りにしてください。
・ 被災地にお住まいの方、全国に避難しておられる方、ぜひ、被災の経験を通して祈っておられることを全国の支援者へ分かち合ってください。
・ 毎日、祈りの中で、ご自分の言葉で、被災者の方々を忘れず、祈っておられる方、その祈りを分ちあってください。
・ カトリック学校、幼稚園、修道院、小教区で、被災者のためにご自分たちが作って祈っている祈りがあれば、その祈りをお寄せください。
・ さらに、この機会に、新たに、皆さんで作ってお寄せくださることも、大歓迎です。
・ 病弱で、あるいは高齢で、実際のボランティア活動はできないけれど、いつもお祈りで支えていますとおっしゃる方、そのお祈りを送ってください。

  年齢、国籍,言語などいっさい問いません。祈りの募集係まで、できるだけ電子メールでお送りくださるとありがたいです。採用された祈りを集めた「祈願集」をつくります。皆さまの祈りをお待ちしております。
※応募された祈りは、返却いたしませんので、ご承知おきください。応募されたすべての祈りの著作権は、当支援室に属します。                     

■ 応募要綱 ■
1. 応募条件: 1人1編まで。字数は200文字以内。できるだけ、電子メールでの応募をお願いします。この祈りが生まれた背景、コメントがあれば、教えてください。
2 .1)小学生以下の部、2)中高生の部、3)大人の部から「採用」されたものを、カトリック中央協議会で祈願集として出版いたします。
3. 募集期間: 2013年10月1日~11月30日
4. 送り先:日本カトリック司教協議会東日本大震災仙台教区復興支援室「祈りの募集係」    
                      〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10
  Email:  fukko@cbcj.catholic.jp(本アドレスは今回の祈り募集専用)
  Fax 03-5632-4469

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