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2013年12月19日 (木)

社会司教委員会研修会@沖縄

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毎年この時期に恒例となっている社会司教委員会主催の「司教のための社会問題研修会」が、火曜日のお昼から本日、木曜日の午後まで、開催されました。昨年度の研修会は、今年の一月に韓国の済州島へ出かけ、海軍基地建設問題などを現地の姜(カン)司教様から教会の対応と、建設現場であるカンジョン村(江汀村)での反対運動についてお話を頂きました。

今回はその姜司教様にも参加を頂いて、日本側からは社会司教委員会を中心に9名の司教、合計10名の司教で沖縄に出かけ、二泊三日で特に日米地位協定に関してこれまでの歴史の経緯などを学ぶ機会としました。

一日目は、何年か前に米軍のヘリコプターが墜落した、普天間基地のすぐ隣の沖縄国際大学へ出かけ、元「琉球新報」論説委員で、現在は沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛先生から、日本と米国の関係について、先生の著書に基づいて講義を受けました。ちょうど神奈川県でも米軍ヘリの墜落があったばかりで、先生はマスコミからの取材をうけお忙しくされておりました。

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二日目にはバスに乗り、沖縄本島の北へ向かい、まずヘリパッド建設工事への地域住民の反対運動と座り込みが続いている高江へ。ここでは1996年の日米合意で北部訓練場の半分ほどの返還が決まったことに合わせ、隣接する高江の集落を取り囲むように、ヘリパッドが六カ所建設されることになったところです。完成すると集落の周辺を、オスプレイが演習のために飛び回ることになると危惧されています。高江の住民の方にお話を伺いました。

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その後辺野古へ。数年前のにも同じ社会司教委員会の研修会で訪れた辺野古ですが、その後ビーチには演習場と民間地を隔てる立派な壁ができていました。ここでも長年にわたり普天間の機能をここに移設することに反対して座り込みを続けている方々に、お話を聞きました。

その後、安里教会で夕方のミサと懇親会。

最終日の今日は、安里教会で押川司教司式のミサ後、2時間近くにわたって押川司教から沖縄の現実についてのお話を伺い、お昼をもって解散となりました。沖縄では大きく報道される日本とアメリカの関係の様々な出来事についても、「本土」ではほとんど報道されることもなく、いかに沖縄の地が長年にわたって、日本政府や米国政府の身勝手な政策に翻弄され、また私たちの無関心によって悲しい思いを重ねてきたか、沖縄に出かけるたびに感じます。

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