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2014年2月16日 (日)

大雪の中、シンポジウム@御茶ノ水

Ochanomizu1401

この週末は大雪で、大変な被害を被った方々も多いかと思いますし、北海道ではまだまだ荒れた天候が続く模様です。これ以上、被害が広まりませんように。

週末の東京の大雪を体験しました。土曜日に御茶ノ水で行われたシンポジウムで、発表をするようにと依頼を受けておりましたので、金曜の夕方の新幹線で東京に出ました。新潟県内はいつものように雪をものともせずに走っていた上越新幹線でしたが、群馬県側に入ると事情が一変。越後湯沢から大宮までノンストップのはずが、上毛高原、本庄早稲田、熊谷に臨時停止。線路の点検との車内放送でしたが、ポイントの凍結防止だったのではと想像しています。とにかく群馬県側は、いつもと全く違って、凄まじい雪でした。

到着した東京駅も在来線が止まったりして大混乱。それを避けて地下鉄で御茶ノ水へ。丸ノ内線の駅から予約していたホテルまで、坂道の激しいこと。そして雪の半端無いこと。雪靴(防水、滑り止め)を履いていって正解。

翌土曜の朝は雪こそ止んでいたものの、激しい雨と風。そして除雪されていない道路は水浸しで滑る。びしょびしょになりながら、9時には会場のお茶の水クリスチャンセンターへ到着。

シンポジウムは、東日本大震災救援キリスト者連絡会(DRCnet)、聖学院大学総合研究所、東京基督教大学の主催になる、第三回目の東日本大震災国際神学シンポジウム。米国のプロテスタント系大学からも研究者が来訪することや、そもそも米国側のイニシアチブで始まったシンポジウムなので「国際」です。三回目テーマは「苦難を通し、壁を越えて、次の世代へ」。この苦しみの体験をどのように信仰から意味づけ、そして将来へ語り継いでいくかを考えるシンポジウムでした。

私は神学者ではないのですが、カトリック教会の取り組みについて話すようにとの依頼でしたので、カリタスジャパンやオールジャパンの取り組みを話すために出かけました。昨年の第二回では、同じくカリタスジャパンを担当する幸田司教が話をしたとのこと。

シンポジウムは米国のフラー神学大学院のフアン・マルティネス博士による英語の講演ではじまりました。テーマは「イエスの示したように苦しみ、また仕える」。

その後、私を含め三名が15分ずつ話をしました。本来はもう一人おられるはずが、都内の移動が困難を極め、間に合わず、残念でした。時間に余裕ができたので、発表後のディスカッションでは、カトリックはどう考えるのかなど、私宛にいくつも問いかけがありました。

確かにカトリック教会では、震災への対応はまず行動から始めているので、それらを全体的に神学の目から総括するという作業はほとんどしていません。ただ今回のシンポジウムで感じたことは、確かに、現場でボランティアの方々を通じて行っている奉仕のわざを、信仰の立場からどう見るのかという側面を、支援の背後に控える教会共同体に伝え切れていない嫌いがあります。すると、どうしても活動全体を教会共同体が共有しきれない。やはり信仰の立場からの総括的な解釈を教会共同体に伝える作業が不可欠であろうと思ったところです。

さてシンポジウムは参加者一同での昼食会で私は失礼させて頂き、名古屋へ移動。東海道新幹線は、小田原と三島で臨時停車して、雪落とし。

同じ土曜の夕方5時半から、名古屋市守山区の社会福祉協議会を会場に行われた、社会福祉法人ゲマインダハウス「青空の家」の20周年記念祝賀会に参加。名古屋にいた頃から法人のお手伝いをしていましたが、新潟に移った今も、理事をさせていただいています。知的障害の方々の通所での生活支援施設です。困難を抱えたこどもたちの親たちが、ゼロから自分たちで立ち上げ、育てていった施設で、20年前の法人発足以前に長い歴史があります。私は本当に名前を連ねて理事会に出席するくらいしかできず、現場でのボランティアなどはできないのですが、できる限りのお手伝いはしたいと思っています。以前、名古屋にいる頃には、定期的に職員の方に聖書の話などをさせて頂いていましたが、新潟に移ってからはそういうこともできませんが。

法人名のゲマインダは、神言修道会の大先輩のドイツ人宣教師。名古屋で愛の実行運動を立ち上げた人物ですが、それ以前に、聖母カテキスタ会(現在は聖マリア在俗会)を創設し、さらにカテキスタ学院を開設した人物です。私の父親がその昔、カテキスタ学院で学んだことがあり、そのことが、私がその後神言会に入ることの背景にあります。その意味で、ゲマインダ師は私にとっても恩人の一人です。

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