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2014年3月 9日 (日)

四旬節第一主日@新潟教会

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四旬節第一主日の今日、新潟教会の9時半のミサを一緒にいたしました。本日のミサでは、すでに新潟教区内各小教区にお願いしてある通り、東日本大震災の追悼と復興祈念の意向でささげていただくことにしておりましたので、新潟教会でもその意向を持ってのミサといたしました。残念ながら新潟教会で今年の復活の洗礼志願者はおられないと言うことで、洗礼志願式は行われませんでした。

また先日の灰の水曜日のミサに参加できなかった方も大勢おおられるので、本日もミサの間に灰の式を行いました。

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「回心して福音を信じなさい」と唱えながら、前に進み出た方の額や頭に灰を注ぎます。灰をうけることによって人間が如何に小さな存在であるのかを心に刻みます。今日の福音にあったように、イエスに対する悪魔の誘惑は、この世の栄華を見せつけて、それへの従属を促します。人間の知恵や知識へののめり込みと、この世の富への執着は、まさしく人間がその存在のむなしさを忘れて、創造主の前で尊大になっていることの証左です。誘惑を断ち切るためには、心を回して神の方を向くしかありません。今わたしたちが生きているこの社会では、一体何が礼拝されているのでしょう。神に向かって進むことができていると、胸を張って確信することができるような社会でしょうか。灰をうけ、自らの力のなさを悟る時、私たちは本当に頼るべきものは何であるのかを、あらためて考える機会を与えられています。

ところで日本のカトリック教会による東日本大震災被災地の復興支援は、今後さらに3年間、全国の教会をあげて取り組むことが決まっています。またまもなく新しいお祈りがカードになって配布されることになります。是非それぞれの教会ではこのお祈りを継続して唱えてください。

新潟教区は岩手県には秋田県が、宮城県には山形県が、そして福島県には新潟県が、それぞれの背中合わせになっているという地理的条件から、一番南の端である新潟にセンターを設けて支援をするのではなく、それぞれの地域から直接、可能な支援を行うことにしてまいりました。今後もその体制は継続します。できることで構いません。お祈りでも構いません。情報収集でも構いません。実際に沿岸部各地にある教会の拠点にボランティアに出かけても構いません。教会外の団体の活動に参加されても構いません。どのようなことでも構いませんが、常に被災地とのコンタクトを失わないように心掛けてください。そして一番大切なことですが、教会の活動であれ、教会外の活動であれ、参加される時には、キリスト者として行動しているのだという自覚だけはお持ちください。

明日10日の午後6時からは、司教団主催で、仙台の元寺小路教会でミサがささげられます。

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