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2014年8月11日 (月)

教区保育者研修会@見附

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第43回目となる、新潟教区カトリック保育者研修会が、本日朝から夕方まで、新潟県の見附市にある見附天使幼稚園を会場に開催されました。この研修会は、秋田県、山形県、新潟県にあるカトリックの幼稚園、保育園、養護施設等の職員を対象にした研修会で、以前は新潟市内のホテルを会場に一泊で開催されていましたが、現在は諸般の事由から、一日のみの開催で、新潟県内の上越、中越、下越の幼稚園などを会場に、持ち回りで開催しています。今回は中越の担当で、見附の天使幼稚園を会場にするのは二回目となります。

新潟県内での開催のため、秋田や山形からの参加には難しいところがあるのですが(公共交通の便が非常に悪い)、今回はそれでも鶴岡から2名の参加がありました。全体では私や司祭達も含めて175名の参加者がありました。

午前中はまず、仙台教区司祭で東北カトリック学園の理事長を務められる佐藤守也神父から、「カトリック幼稚園・幼児施設に勤める意義」と題して基調講演を頂きました。豊富な体験から、先生方にそもそも神様とは何なのかをわかりやすくお話くださいました。

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その後、三つの研究発表がありました。まず、栃尾天使幼稚園の池山先生から、「子どもにとってより良い環境」について。次に長岡聖母幼稚園の杵渕先生から、「ことばと絵本」.最後に見附天使幼稚園の金山先生から、「食育、お口と食べ物に生かされている私たち」という発表が。どれも良くできた質の高い発表でした。

お弁当の昼食後は、若手の先生たちは「リトミックで体を動かし、神を賛美する」という題で、実際に体を動かし、それ以外に事務担当者の集まりや園長、副園長の集まりなどがそれぞれ開催されました。現在日本の幼稚園や保育園は大きな制度の変革に直面しています。申し訳ないが政府の提案はまだ落ち着かず、数年前に言われていたこととはまた様変わりするなど、安定しない分だけ現場には不安が残ります。私自身、説明の文書を何度も読んで学んではいるのですが、正直に言うと、どうしてこれほど複雑でわかりにくい重層的なシステムを構築しなければならないのか、その目指すところが理解できません。もちろん幼稚園と保育園にはそれぞれ歴史があり、設立の背景や意図も異なるのですから、それをどうにか一緒にしようとすること自体にそもそも無理があります。施設側も混乱していますが、実際に子どもたちを送る立場の方々の困惑の方が大きいのではないかと想像します。複雑怪奇なシステムとそれにまつわる公的資金の投入で、これまで築き上げてきたキリスト教精神に基づく幼稚園教育や保育の姿勢が、無色透明に引きずられていくのではないかと危惧しています。そうなった時に、カトリック教会がとりわけ地方で幼稚園や保育園を運営する意義をあらためて問い直す必要すら出てくるのではないかと危惧します。

最後に3時から派遣のミサ。見附教会の聖堂が参加者で一杯になりました。なお写真にある通り、今年も女子パウロ会のシスターが東京からおいでくださり、書籍などの販売を行ってくださいました。新潟教区内には、そういったカトリック書店は存在しないので、このような機会に来ていただけること、シスター方に感謝します。

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