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2014年10月20日 (月)

信仰養成講座@新潟、新発田地区大会@見附

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18日の土曜日は、カテドラルの新潟教会を会場に、新潟地区の信仰養成講座を行い、お話をさせていただきました。新潟地区信徒協と新潟教会の共催。もともと今年は他の地区で、教皇フランシスコの使徒的勧告「福音の喜び」について、何らかの形でお話しさせていただく機会がありましたし、夏にはシンガポールでも講演をする機会に恵まれました。そこで、自分の足元でもある新潟教会でこのお話をしないわけには行かないだろうと思い、また教区の優先課題の一つにある信仰の継続養成への取り組みが非常に手薄になっていることもあり、私の方から機会を設けるようにお願いをしました。

60名を超える方々が、土曜日の午後に新潟教会のカトリックセンター二階ホールに集まってくださいました。新潟教会では二回の機会を頂きましたので、それぞれ一時間ずつ、まず今回が使徒的勧告「福音の喜び」全体について、またそれを通じてわかる教皇フランシスコの考えについて。次回の25日土曜日が、その中でも、現在私がかかわっているカリタスジャパンの仕事につながる部分として、第四章の福音宣教の社会的次元についてをお話しさせていただきます。

今回のシノドスでも明確になりましたが、教皇フランシスコは、規則や伝統を捨てることを考えているのではなく、そもそも神の愛やいつくしみはすべての人に向けられているものであり、誰一人排除されたり忘れられて良い人はいないという彼の信仰における信念を具体化するにあたり、教会の組織がその妨げになってはならないとお考えです。それは普遍教会全体としてもそうですし、私たちが与る小教区共同体でも同じ事です。ただ教皇フランシスコの書かれた文章を学ぶだけではなく、そこから私たちの小教区共同体がどうあるのがふさわしいのか、司祭も信徒も、ともに謙遜に学びたいと思います。

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そして昨日の日曜日は、見附教会を会場に、新発田地区の信徒大会が行われ、6つの小教区から70名が参加しました。6つの小教区とは、新発田、新津、加茂、三条、栃尾、見附で、残念ながら村上と村松の二つの巡回教会からの参加はありませんでした。

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今回の信徒大会のテーマは、その前日と同じく「福音の喜び」。11時から全体でミサを行い、昼食をはさんで午後から、私が「教皇フランシスコの素顔」と題して、使徒的勧告「福音の喜び」について1時間ほどお話をさせていただきました。その後30分ほどの質疑応答も。

ちょうどシノドスが終わり、最終報告書も発表されていますが、まだ時間がなくて目を通していませんでした。最終メッセージは読みましたが、中間報告に見られた非常に挑戦的な課題についての言及は避けられており、伝統的な理解を示した文書と感じました。その後の報道を見ると、最終報告書も、中間報告とは全く異なり、一般世間が注目した課題にはあまり触れていないとのこと。やはりそこまで踏み込むことはできなかったとも言えるでしょうが、問題の品質は個々の課題にどう取り組むのか以前に、教会は神のいつくしみや愛を妨げる存在になっていないかどうかを振り返ることです。これから一年、その方向で私たちの教会を見直し、来年のシノドスで実効性のある司牧指針が示されることを期待し、また教皇様とシノドスのために続けて祈りましょう。

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