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2014年11月16日 (日)

洗礼・堅信ミサ@十日町教会

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今日の日曜日は、新潟県の十日町教会を司牧訪問。新潟の司教館から北陸自動車道と関越自動車道で川口インターまで行き、その後国道を走って、だいたい1時間40分で到着。今日は一日小雨模様の肌寒く曇ったあいにくの空模様でしたが、それでも秋らしい山の風景がそれなりに望めるドライブでした。

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10時半からのミサでは、洗礼と堅信式を行いました。十日町教会は周辺の地域にフィリピン出身の奥さんたちがたくさんおられることから、ミサに集まるのもそういった方々とこどもたち、そしてご主人たちです。ご主人たちのなかにも、すでに洗礼を受けておられる方がおられます。今日は司教が来るというので、そういった家族からのリクエストもあり、主任司祭が幼児洗礼を二人、大人の洗礼を一人、そしてその方を含めて大人の堅信を二人準備しておりました。

私たちの信仰共同体に属する条件は、もちろん信仰の有無だけが要件です。しかしながらまだ言葉を語ることのできない幼児に信仰の有無を問いただすことはできません。そこで、幼児を共同体のメンバーとして迎え、さらにその信仰に基づいて神の救いに与る洗礼の秘跡を受けさせるために、両親と代父母が代わりになって信仰を宣言します。それは単に儀式としてそうするのではなく、これからこどもたちが自分で判断できるまで、信仰を豊かに育てることを約束するのです。その約束を信頼して、幼児に洗礼を授けます。今回は二人とも母親が信徒でご主人たちはそうではありませんが、ご主人たちもしっかりと正装して、一緒に洗礼式とミサに参加して下さいました。こういったご主人たちの中から、この共同体のリーダーになるような人物が出てきております。今日堅信を受けられた一人も、そういった共同体のリーダーになるようなお父さんの一人です。

幼児洗礼はそれだけで特別なものですから、いろいろと両親や代父母に質問があったりするので、大人の洗礼などとは一緒にせずに別にして行います。そのあとに大人の洗礼と、二人の堅信を行いました。ですから今日は、盛りだくさんのなかなかに長いミサとなりました。

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ミサ後は隣接する幼稚園の一室を借りて、持ち寄りパーティーです。特にフィリピン出身の方々にとっては一番の得意な行事。久しぶりに楽しく自分の言葉で話し、お互いに持ち寄った食事を分かち合い、私もその中で楽しい一時を過ごすことができました。

私自身、ガーナで8年間「外国人」として暮らしたことがありますが、故郷の言葉や食事ほど心をいやしてくれるものはありません。文化や習慣の違いは簡単に乗り越えられるものではありませんから、ときとして日本の教会共同体の中で対立や批判を生み出すことがあると聞いたことがあります。確かに違うのは事実で、「郷に入っては郷に従え」で日本に合わせないさいと要求することはあながち間違いではありませんが、同時に私たちの側にも、落ち着いてみれば、他の文化に生きる人たちの習慣や生き方から学ぶことがたくさんあるのも事実です。落ち着いて、よく観察してみましょう。私はいつも、静かに皆さんの関係を眺めながら、他文化の方々の互いの思いやりや配慮の関係に、思わず感動させられることがしばしばあります。

互いの違いを乗り越えて、少しでも良い共同体を育てることができるように、互いの努力を怠らないようにしましょう。難しい道であろうことは否定しませんが、人生を豊かにしてくれる道であると思います。

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