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2015年5月24日 (日)

聖霊降臨の主日@山形教会

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今日は聖霊降臨の主日でした。山形県山形市の山形教会で主日のミサを捧げました。もちろん山形県は新潟教区ですが、山形市に住んでいると、新潟よりも仙台の方が身近に感じていることだろうと想像します。なんといっても、新潟市から山形市までは車で3時間半ほどに対して、山形市から仙台市までは車で一時間ほど。電車も仙山線で山形と仙台は結ばれているどころか(市町村合併で、山形市と仙台市は隣りどうし)、仙山線は仙台市と山形市だけを通っているほどです。対して新潟から山形へ電車の最速で行こうと思えば、上越新幹線大宮乗り換え山形新幹線という遠回り。

昨日の土曜日午前中、山形県内カトリック2幼稚園の学校法人双葉学園の理事会が開催されたため、朝7時に車で新潟司教館を出発。10時半から山形教会を会場に理事会でした。今年の御復活祭後から山形教会の主任司祭が交代し、これまでの主任だった本間神父はイエズスマリアの御心会管区長となり、新たに同会の千原通明神父が主任司祭として赴任。同時に同会の楠(くすのき)宗真神父が助任として赴任しました。新しい体制になってから未だわたしの司牧訪問が出来ていなかったので、ちょうど理事会の機会でしたから、翌日曜の聖霊降臨祭を一緒に祝うことにさせていただきました。

その昔、1970年代前半、わたしが名古屋の神言会の小神学校に中学生で在籍していた当時、同じ建物(神言神学院)で、楠神父も大神学生として学んでおられました。もちろん楠神父さんの方がわたしより遙かに大先輩です。そんなわけで、昨日は楠神父さんの名古屋時代の思い出話を、山のように聞かせていただきました。懐かしい名古屋の話ばかりでした。

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そして今朝は9時半から聖霊降臨祭のミサ。お隣の新庄教会の方々も数名やってきて、山形教会の聖堂はいっぱいでした。(写真は新庄の方々と。後ろ手に主任の千原神父様が)

聖霊に満たされた弟子たちは、様々な言葉で語り出したと記されていました。もちろん奇跡的な出来事は大事ですが、同時にそれは「霊が語らせるままに」とも記されています。つまり福音を告げる者は、自分語りをするのではなく、神が語らせることを語っていなくてはならないのです。私たちは常に、自分が福音として語っていることが、単なる自分語りに陥っていないか顧みる必要があります。

そして、聖霊の結ぶ実は、「愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」だとガラテヤ書に記されています。聖霊に満たされた個人のことよりも、教会が常に共同体を基礎としていることを考えるとき、私たちの共同体が聖霊の結ぶ実によって満たされているのかどうかをも振り返る必要があります。私たち自身の共同体が、「愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」に満ちあふれていないのであれば、それを社会全体に対して告げ知らせることは出来ません。そしていまの社会には、まさしくこの聖霊の結ぶ実が欠如しているように感じます。私たち自身の共同体のあり方、人間関係、社会での生き方を振り返り、聖霊の導きをいただきながら、神が望まれる社会の実現のために証しを続けたいと思います。

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