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2015年11月21日 (土)

信徒養成講座「教会の本性である宣教活動」2@新潟教会

Yosei1503
11月7日に引き続いて、本日午後1時半から新潟教会のセンター2階ホールで、信徒養成講座の2回目を開催しました。テーマは前回同様、「教会の本性である宣教活動」です。前回は「そもそも教会とはなんぞや」という大前提を探るために、駆け足で教会憲章を学びました。今回はその大前提に基づいて、第二バチカン公会議閉幕直前にやっと採択された、「教会の宣教活動に関する教令」いわゆる「Ad Gentes」について、これまた1時間ちょっとの駆け足で、学びました。今年のわたしがお話しする養成講座は前回と今回の2回で終了ですが、今回も50名近い方が主に新潟市内の教会を中心に参加してくださいました。

ちょうど今年は1965年12月8日に第二バチカン公会議が閉幕して50年ですし、50年目のその日にはいつくしみの特別聖年も始まります。教皇フランシスコは、第二バチカン公会議が目指した教会のあるべき姿を具体化することをつねに念頭に置かれているようですが、このいつくしみの特別聖年が目指すところも、教会の本来あるべき姿勢を明らかにすることが、重要な目的ではなかろうかと思います。

「Ad Gentes」は、神言修道会にとっても重要な意味をもった教令です。一番上の写真はちょうど今日のお話の初めに紹介した写真ですが、2012年7月にベネディクト16世がローマ郊外のネミにある神言会の研修センター「Ad Gentes Center」を訪問されたときのものです。教皇と一緒に歩いている一団の、向かって一番右が神言会の前総会長。一番左が現総会長。ベネディクト16世はまだ30代後半の若い神学者であった頃、このネミで6日間ほどの非常に中身の濃い体験をされました。それこそが「Ad Gentes・宣教教令」の草案作成作業でした。公会議も終盤になり時間の制約から、宣教教令の草案を作成するグループは、その中心人物の一人であった神言会の当時のシュッテ総会長の招きで、できあがったばかりのこのネミの施設で、合宿作業をしたのです。そのときに、同じドイツ人だからなのかどうかはわかりませんが、シュッテ神父の招きで合流したのがラッツィンガー神父であったと言うことです。ベネディクト16世は、この日、ネミを訪問し、総会に集まっていた会員を前に、当時のことを懐かしんでお話をされました。この作業部会を記念して、ネミの研修施設は2010年に「Ad Gentes Center」と改名されました。

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この1時間少しの時間で、宣教教令が呼びかけたことすべてを網羅することは不可能ですから、今日の学びを基礎として、これからも学びを深めていただきたいし、同時に教令の呼びかけに答えて、教会共同体がその言葉と行いをもって、地域共同体の直中で、福音のあかしとなっていくことが出来るように、教会共同体のあり方を今一度見直してみたいと思います。

明日は「王であるキリスト」の主日で、毎年恒例ですが新潟教会で9時半から、わたしの司式でミサを捧げます。

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