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2016年2月13日 (土)

長岡天使・聖母幼稚園新園舎落成式@長岡

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新潟県のほぼ中央部にある長岡市。ここにはカトリック幼稚園が二つ存在します。以前は小教区も二つ存在していました。一つは表町教会と天使幼稚園。そしてもう一つは信越線や上越新幹線を挟んで反対側にある福住教会と聖母幼稚園。

小教区は2014年1月に合併しました(そのときの「司教の日記」のリンクです)。人口の推移や、それまで司牧を担当していたフランシスコ会の撤退、司祭の減少、耐震などを考えての将来的な建物の維持管理など、さまざまな要因を考慮に入れて長年にわたって両者の信徒の代表で話し合いを重ねていただき、最終的に信徒の総会で方向性を打ち出して合併となったものです。

しかし二つの幼稚園には、それぞれの歴史があり、保育にも特色があります。一緒にすることは難しいだろうと考えていました。しかしこれも、少子化が進む現実と、政府の子育て支援に関する新たな方針の策定による幼稚園と保育園の垣根の撤廃、そして何よりも老朽化する建物の更新と耐震化。こういったことを考え理事会などで議論を重ねた結果、まずは何より園舎を新しくすることを優先して考えました。そのとき、学校法人の現有の経済的体力では二つの園の園舎更新は難しい。そこで、一つを更新して、そこに二つの園を合併させることを考えました。園長の真壁神父、両幼稚園の教職員、そして保護者の皆様の理解をいただき、また長岡市の指導の下に計画を進め、4月からは新しい一つの園舎において、「認定こども園長岡天使・聖母幼稚園」として新しい一歩を踏み出すことになりました。

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そして今日は新しい園舎の落成式。長岡教会(旧表町教会)と道路を挟む形で、二階建ての園舎が完成しました。今日の落成式には園児と保護者100名ほどが参加。まず園舎を祝福する祈りをわたしが唱え、聖水で全館を祝福。その後天使と聖母両方の園児による遊戯(というよりエグザイルのようなダンスパフォーマンス)と手話の歌。そして設計してくださったワシヅ設計さんと建設を担当した植木組さんに感謝状を贈呈。皆で一緒に、新しい園舎の完成を祝いました。(上の写真は幼稚園園舎から見た長岡教会。下の写真は、落成式で挨拶する真壁園長)

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今後は、新園舎の裏手に位置する旧園舎の取り壊しと、園庭の整備が急ピッチで進められる予定です。

ご存じのように教皇様は現在、メキシコを訪問中です。昨日から18日の午後にローマに帰着するまでの6日間の訪問です。また教皇様は昨日、メキシコへの途上でキューバのハバナに立ち寄り、そこでロシア正教のキリル・モスクワ総大主教と会談され、さらに共同声明を発表されました。教会は1054年に東西に分裂していますが、1965年に当時のパウロ6世とギリシア正教コンスタンティノープル総大主教との間で相互の破門状態は解消しており、その後もコンスタンティノープル総大主教ほかとの交流は存在していました。しかし東方教会のなかでも大きな勢力を持つロシア正教とはそういった意味での交流は実現していませんでした。

もちろんバチカンのさまざまな部署とモスクワとの間の交流は行われてきましたし、なかでも2007年4月、故濱尾文郎枢機卿がロシア正教のハバロフスク大主教マルク師の要望に応えて、聖ヨハネ・クリゾストムの聖遺物を自らハバロフスクまで運んだことで、東シベリアでのカトリック教会とロシア正教との関係は改善に向かいました。それと同時に、ハバロフスクの行政とカトリック教会との関係も劇的に改善しました。わたし自身も、新潟教区とハバロフスクのカトリック教会との交流でハバロフスクを訪れるときには、必ず、ハバロフスクのロシア正教会カテドラルや神学院にご招待をいただいてきました。一度に大きく関係が変化するとは思いませんが、今回の教皇様と総大主教との面談を通じて、さらなる交流の深化と、また互いの宗教的影響力を持って、世界の平和のために一歩前進があることを祈りたいと思います。(下の写真は、故濱尾枢機卿のハバロフスク訪問時のものです)

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