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2016年5月15日 (日)

聖霊降臨祭@新潟教会

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本日は聖霊降臨の主日でした。新潟教会では、私の司式で9時半のミサが行われましたが、今日は「いつくしみの特別聖年」の行事の一環として、日本語と英語の両方のミサとし、新潟以外の教会からも多くの参加をいただきました。

とはいえ、ミサ全体は日本語で行いました。すべての朗読と、説教、そして共同祈願が、日本語と英語の両方で。また今日のために、糸魚川、高田、長岡、寺尾、新発田、新庄からも、特にフィリピン人信徒を中心に、ミサに参加してくださいました。特に新庄の方々は、山形教会主任の千原神父様と一緒に前日から新潟入り。

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また今回の企画として、特別聖年の全免償が受けられるようにと、司教座聖堂へ巡礼してやってきた皆さんのために、ミサの後、教区の滞日外国人司牧担当のロレンゾ師、千原師、そして主任のラウル師で、日本語、英語、タガログ語、スペイン語に対応したゆるしの秘跡も行われました。

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ミサの終わりには、すでに新潟教区の皆様にはお知らせしていたところですが、2012年の教区100周年に作成した「新潟教区宣教宣言」をあらためて全員で唱え、福音宣教への決意を新たにしました.その上で、宣教者として派遣されていくための祝福の祈りを私が唱え、ミサを終わりとしました。なお、教区の宣教宣言と祝福の祈りは、以下に掲載してあります。

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ミサ後には、非常に天気も良かったこともあり、司教館の中庭にテントを張り、そこでバーベキューのパーティーに。今日は暑いくらいの日差しでした。パーティーの終わりには、ロレンゾ神父や千原神父のギター伴奏で、それぞれのグループから歌の披露があり、最後は全員側になって踊るということまで自然に発生。昨日から準備をしてくださった新潟教会の皆様に、感謝します。とても良いひとときを過ごすことが出来ました。

教会は、日曜に祈り、ミサに与るためだけがその役割ではありません。もちろんわたしたちは、自分で決断して信仰の道を歩むのですが、その信仰は、共同体の中で生きられるものです。わたしたちは共同体なしに信仰を深めることは出来ません。

教皇フランシスコも「福音のよろこびに」こう書いていました。「神は人々を個々人としてではなく、民として呼び集めることをお選びになりました。一人で救われる人はいません。」(EG113)

わたしたちは、個人として信じると決断して受けたこの信仰を、一人で孤立して生きるのではなく、共同体の中で生きていくのです。それは神ご自身が、わたしたちを、一つの民、「神の民」として呼び集められたからです。教会にとって、信仰者が共に生きる共同体の存在はとても大切なものです。

教会には人を集めるという役割と同時に、その人たちを外に向かって派遣するという役割があります。わたしたちは日曜に共同体の方々と一緒にミサに与り、霊的な力を受けて、今度はそれを伝えるために外に派遣されていくのです。この派遣するという役割が、教会共同体には不可欠です。そしてわたしたちは、常に派遣されていき、そして福音宣教に挫折しながら、また共同体に戻り霊的な力を受け、さらにまた派遣されていくのです。

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カトリック新潟教区 100周年宣教宣言

 私たちカトリック新潟教区は、秋田、山形、新潟の三県において主イエスの弟子として福音に生き、またその証しに生きて教会共同体を育て、創立から100年が過ぎました。
 私たちはこの地域において小さな共同体ですが、地域に根ざして生きるなかで、キリストの弟子としての生き方を模索し実践してきました。これまでの100年の歴史を踏まえながら、あらためて社会の現実の中で福音の価値を告げ知らせ、その証しに生きていくことを決意しています。
 新たな100年の初めにあたり、私たちは以下の課題に優先的にとりくみます。
          A: 世代、国籍、文化の違いを乗り越え、喜びと思いやりにあふれた「私たちの教会」を育てる。
          B: 教区、地区、小教区において、お互いの情報を共有し交わりを深めることで、社会における教会の役割を自覚する。
          C: 継続した信仰養成を充実させ、社会の現実のうちで言葉と行いを通じて福音を証しする信仰者へと脱皮する。
 私たちは新潟教区の信仰の先達である福者ルイス甘粕右衛門をはじめとする53名の米沢の殉教者の信仰に励ましを受け、勇気をもって社会の現実に立ち向かい、キリストの愛を証しする業に取り組んでいくことを誓います。

カトリック新潟教区 宣教者派遣のための祈り

父である神よ、あなたをたたえて祈ります。

愛に満ちたはからいによって、あなたは御子をこの世に遣わし、御子の血によって、わたしたちを罪のくびきから解き放ち、聖霊の恵みによって満たしてくださいました。死に打ち勝った主はあなたのもとに戻られる前に、弟子たちを派遣しました。弟子たちは主ご自身の愛と力を受け継ぎ、命の福音をすべての人に告げ知らせ、信じるものを洗礼の水によって清めるために遣わされました。

父よ、今日また救いと平和の使者として遣わされる、あなたのしもべたちを顧みてください。弱さのうちにくじけることのないように、あなたの力強い手で彼らを守り導き、あなたのいつくしみによって彼らの心を強めてください。彼らの言葉を耳にするものが福音に導かれるように、宣教者の言葉がキリストの言葉でありますように。

あなたの宣教者の心を聖霊で満たし、すべての人に仕え、すべての父であるあなたのもとに多くの人を導き、聖なる教会においてともにあなたを讃えることが出来ますように。

わたしたちの主イエス・キリストによって。 アーメン

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