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2016年7月 1日 (金)

名古屋からローマへ行って帰国

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6月25日の土曜日は、午後2時から名古屋の神言神学院で講演をさせていただきました。現在八雲町にある神言神学院の建物は、50年前に南山大学の新築に合わせてレーモンド氏が設計し、建てられたものです。ちなみに同じレーモンド氏はその年、新潟教区の新発田教会も設計しています。

神学院の建物ができあがって50年。来年の5月が献堂50年になるかと思いますが、それに合わせて神学院築50年の様々な行事が計画されています。今回の私の講演もその一環で、何人かの講師による講演会の第一回でした。テーマは、「日本の教会の現状と福音宣教」。そのうちに神学院から当日の録画などが公開される予定と聞きました。一番上の写真は神学院のフェースブックから、当日集まった人の一部と、講演会後の記念撮影。

講演会終了後に東京へ移動し、そのまま羽田発の深夜便でローマへ移動。翌日曜日の夕方から、ローマ市内のホテルを会場に行われた会議に参加してきました。

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6月26日夕方から28日夜まで行われたこの会議は、教皇庁の正義と平和評議会とカリタス米国(CRS)の共催で行われた「インパクト投資」について考える会議で、170名近い参加者がありました。招待者のみなので、たぶん私にはアジアのカリタスの代表として招待が来たのだと思います。アジアからは他に、アジア司教協議会連盟(FABC)の事務局長と人間開発局(OHD)のアンブローズ司教が参加。そのほかアフリカからも司教や司祭が参加していましたが、主な参加者は米国の企業家や政治家や投資家。私としてはかなり場違いな気分でした。(上の写真は挨拶するタクソン枢機卿)

インパクト投資とは、「教育や福祉などの社会的な課題の解決を図ると共に、経済的な利益を追求する投資行動です」とネット上にありましたが、完全なチャリティーと異なり、ある程度の節度ある利益を確保しながらも、社会的な様々な課題を解決するように導く投資行動のことを指しています。すなわちこれまでは、貧しい人と資産家は対立する概念で、資産家は批判の対象でしたが、そうではなくてより良い意向を持ってその資産を投資することで貧困の解消につなげるステップにしようという考えです。そこで教皇庁の正義と平和評議会は、必ずしも完全な方法ではないけれど、貧困の解消のために前進する有効なステップとして、インパクト投資に教会としても積極的に関わる道を模索していこうと、この会議を開催したものです。今回が二回目だと聞きました。

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月曜日の朝には正義と平和評議会のタクソン枢機卿司式で、聖ペトロ大聖堂でミサも行われましたが、参加された投資家や企業家の中には、カトリックだけではなく他の宗教の方もおられました。(上の写真は米国カリタス・CRSのニュースページから、会議参加者)

インパクト投資への理解を進めることは、教会にとっても今後の大きな課題だと思います。

そんな会議に参加して水曜日の午後にローマ発。羽田に木曜の午後に帰着。今日、金曜日派東京でカリタスジャパン委員会。明日は鶴岡で幼稚園の講演会、明後日は米沢の殉教祭です。

というわけで7月の主な予定です。

  • 7月2日 鶴岡マリア幼稚園講演会 (鶴岡)
  • 7月3日 米沢殉教祭 (米沢)
  • 7月4日 月曜会ミサ、教区顧問会 (新潟)
  • 7月5/6日 東京教会管区会議 (千葉)
  • 7月7日 常任司教委員会・社会司教委員会 (東京)
  • 7月8日 神学院常任司教委員会 (福岡)
  • 7月9/10日 聖体奉仕会会員の集い (秋田)
  • 7月11日 新潟カリタス会理事会、教区司祭静修 (新潟)
  • 7月15日 カリタスジャパン会議 (東京)
  • 7月17日 寺尾教会ミサ (新潟)
  • 7月18日~26日 パプアニューギニア
  • 7月29日 仙台教区サポート会議拡大会 (東京)
  • 7月31日 新潟教区平和旬間行事とミサ (新潟)

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