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2016年11月12日 (土)

聖ザベリオ宣教会でお話@泉佐野

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今週も移動が続きました。その前にまず、月曜の夜から火曜の昼にかけて、主に新潟・新発田・長岡地区で働く司祭団の毎月の集まりである静修が司教館で。今回はフランシスコ会の伊能神父(いよく)に講師をお願いして、フランシスコ会が現在進めている宣教の新たな取り組みなどについて分かち合っていただきました。

火曜日の午前中に、新潟教会で静修のミサを共に祝い、いつものようにカレーの昼食を頂いた後に、急いで新潟空港へ。そこから伊丹まで飛びました。泉佐野にある聖ザベリオ宣教会の日本管区で働く会員の集まりに招かれて、日本の宣教についてお話をすることになっていたからです。

伊丹までは近くの尼崎教会で働く同会の同会の神父が迎えに来て下さり、そこから一路関空方面へ。大阪の地理がわからなかったので想像もつきませんでしたが、すでに夕方の時間帯で高速は渋滞。伊丹空港から関空近くまで、一時間以上かかるのですね。すぐ近くに関空一帯が見える泉佐野市の聖ザベリオ会日本管区本部へ。

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ひと休み後に、今度は泉佐野教会へ移動。午後7時から、同会の創立者である聖グイド・マリア・コンフォルティ司教の記念日にあたり、集まった会員と、また教会のメンバーの方々と一緒にミサを捧げました。初めての教会でしたが、主任司祭が音楽の素養があるのか聖歌をしっかりと指揮しながら先唱し、すばらしい歌のミサでした。せっかくでしたので、福音の後に、自分自身のガーナでの宣教師としての体験を少し分かち合いました。ガーナでの話しをするのは、久しぶりです。

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翌日、朝9時から、同会本部の会議室で30人ほどの神父様がたを前に、お昼まで「日本における福音宣教をあらためて考える」みたいなテーマでお話をさせていただきました。主にイタリア出身のほとんどの会員が私より年長で、日本での宣教体験も豊かにあるのですから、そのような方々を前にして、日本における福音宣教を考えるなどという話しをするのは、実は大変勇気のいることです。恐縮しつつ、お話しさせていただきました。

お話はいつもどこでもする内容なのですが、ガーナでのたくさんの洗礼とあふれんばかりのミサ参加者と過ごした8年間の体験。それと全く対極にあるような新潟教区での教会の現状。そしてルワンダの虐殺事件や難民との関わりから感じた、福音宣教の成功は数字でははかれないという実感。そういうあたりから、お話をはじめさせていただきました。

2007年にアドリミナで教皇ベネディクト16世に謁見したとき、教皇様から「あなたの教区の希望は何ですか」と尋ねられました。「希望?」と一瞬答えに詰まりました。何せ弱小教区ですから、どう考えても「希望」は浮かんでこない。そんなときに思い出したのが、山形県の新庄をはじめとして、新潟の各地で元気に教会の集まってこられるフィリピン人信徒の方々のことでした。

もちろん新庄ではその後、教会の建物が具体化し、2010年10月には献堂を迎えることもできました。そのほか多くの小教区で、フィリピン出身の信徒の方々とその家族が、共同体に元気を与えてくれています。まさしく「希望」です。彼らの存在について教皇様に話しました。

でも彼らの存在は、単に元気を与えてくれるだけではなく、実は教会がこれまで関わりをもてなかった地域に福音のあかし人が存在するという、新潟教区における福音宣教にとって大きな意味を持っているのだと、その後に気がつきました。ですから、彼ら自身に、自分たちの宣教者としての使命を思い起こしてもらうことも司牧の重要な課題だと思うようになりました。

神さまは、そうやってご自分の方法で、全国各地に宣教者を送り込んでいるとも考えられないでしょうか。滞日外国人司牧の一つの側面は、そうやって神自身が送り込んだ宣教者に、自分に与えられた使命に気がついてもらうこと、そしてそれを果たすように促すことにもあるのではないかと考えています。それが日本の宣教を力づける力になると私は思っています。

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午前中の話を終えて、一緒においしいイタリアンの昼食を頂き、関西空港から東京へ移動。写真は静岡上空あたりで、雲の間に垣間見えた富士山。

水曜日は朝からHIV/AIDSデスクの会議。昼からは社会司教委員会。そして金曜日は朝から常任司教委員会が午後3時まで。それが終わって、新潟へ急いで戻り、今度は東北カトリック学校教員研修会に合流。

東北(仙台教区と新潟教区の7県)から11校のカトリック中高の教員が集まり、二年に一回の割合で教育研修会を開催してきました。今回は27回目で、当番が新潟の清心女子中学高校。昨日金曜日と土曜日の二日間の開催。

金曜日の昼間に行われた講演会や研究授業には参加できませんでしたが、夕食会には間に合いました。土曜日は、午前中に分科会に参加して、その後新潟教会へ移動して、閉会のミサを午後1時から司式しました。参加は80名近い先生方。準備にあたった新潟清心の教員の皆様には、本当にご苦労様でした。

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