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2016年12月28日 (水)

糸魚川へ

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糸魚川へ出かけてきました。クリスマス直前の先日12月22日の午前10時頃に出火し、その後翌日まで30時間以上にわたって燃え、120棟の全焼を含めて140以上の家屋に被害の出た、糸魚川大火の現場です。(煙突は被災した加賀の井酒造のあったあたり)

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糸魚川の中心市街地は海岸と平行に走っている北陸新幹線とえちごトキめき鉄道がほぼ東西に走り、それによって南北に分けられています。駅前広場から北の海側は商店街です。今回の大火の被災地はこの海側の地域。(上の写真、中央右手のアーチは海と平行に走る国道8号線沿いの施設。そのすぐ先は日本海)

糸魚川には教会と幼稚園があります。教会とカトリック天使幼稚園は、鉄道を挟んで南側の山側にあり、今回の大火の影響は受けずにすんでいます。ただ、幼稚園の職員がお一人家を焼失し、また園児の中にも被災した家族が数軒おられるとうかがいました。

岡神学生と一緒に、朝8時前に新潟の司教館を車で出て、北陸自動車道をひた走り、10時頃に糸魚川教会に到着。新潟市から糸魚川市までは、だいたい180キロ近い距離です。

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園庭に車をおいて、園長先生をはじめ職員の方に案内されて、被災した地域に徒歩で移動。教会と幼稚園のすぐ裏にある糸魚川小学校の前を過ぎると、すぐに新幹線の高架と在来線の踏切があります。それを渡ると目の前はもうすぐに火災の現場です。出火元となったあたりから海に向かって町が焼け落ちていました。細い路地ですが、道路を挟んで向かい側には火の手が及んでおらず無傷のまま。火事当日の風の強さがうかがわれます。(上の写真は、火事が始まったあたり。道を挟んで左側には被害なし)

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コンクリートで焼け残った第四銀行と北越銀行は、それぞれ一階だけを使い営業を再開。町中は各所で、瓦礫の撤去に向けた準備や、電気などの復旧作業が行われていました。(上の写真の中央のコンクリートの建物が第四銀行糸魚川支店)

被災された幼稚園の職員の方の家にも足を運びました。庭の松の木だけが、ぽつんと残されていました。

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確かに東日本大震災のような大きな災害と比較をすれば、今回の大火は地域も限定されていますし、すでに避難所も閉鎖されています。多くの方が一時的には避難する場所を確保しているとのことです。しかし、この年の瀬に、すべてを失った心の痛手は大きいですし、これからの復興再建にも心を砕かなくてはなりません。糸魚川市も昨日から被災された方々への説明会を始めたようですが、町が立ち直るには時間と資金が必要なのは明白です。

新潟教区としては(教区へのお知らせはこちらを参照)、いまの時点で直接被災された方にお手伝いが出来ないとしても、今後いろいろな形でお手伝いが出来るだろうと考えていますが、基本的に糸魚川教会を中心に考えていきたいと思います。糸魚川教会の方々と相談の上、出来ることを見いだしていきたいと思います。

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