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2017年9月10日 (日)

信仰養成講座開催@新潟地区

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毎年秋口になると、新潟地区信徒協の主催で、地区の信仰養成講座が開催されます。この数年間、私が二回の連続講話を担当してきました。ちょうど毎年のように取り上げるべき教会の文書があり、第二バチカン公会議の諸文書や、教皇様の回勅などを紹介する講座を続けてきました。

今年の講座は、講師である私の都合で、いつもより早い開催になってしまい、この9月2日と9日土曜日に、新潟教会で行われ、どちらにも50名を超える方が参加してくださいました。まだ暑さが残る時期で、また新潟教会のセンター二階ホールにはエアコンがないため、参加してくださった方々には、学習環境としてはよくないなかでの開催となり、大変申し訳ありませんでした。

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さて今年の講座は、先頃司教団が発表した「いのちへのまなざし」というメッセージを取り上げました。いのちを守るということは、私たちの信仰にとって最も重要な課題です。いのちは神から与えられた賜物であり、神の似姿として、そして善いものとして創造されたがために「尊厳」があり、そして一つ一つのいのちには、神が託した「使命」があります。

尊厳ある神からのたまものであるが故に、いのちはその始まりから終わりまでまもられなくてはなりません。さらに私たちの信仰は、いのちがこの世界だけで終わるものではなく、キリストの死と復活にあずかることによって、永遠のいのちへとつながるものであり、したがって、神と相まみえる永遠のいのちの世界への希望を生み出す人生が歩まれなければならないと考えます。

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残念ながら、私たちがこのいのちを生きる現実には、神が一人一人に託した使命の実現を阻む壁があり、いのちの尊厳を蔑ろにしようとする状況が存在しています。さらには人生から希望を奪おうとする状況もあり、それらをいのちを創造されたか神の側から見るならば、悲しみに満ちあふれているのではないでしょうか。

いのちを人間の都合で奪い取ろうとする様々な社会の状況に対して、勇気を持って立ち向かっていかなければならないと思います。同時に、そういった社会の現実の中で翻弄され、失われたいのちへの悲しみに生きている多くの人たちに、希望を生み出す優しさに満ちあふれた社会を造り出していきたいと願います。

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今年は、9月2日の一回目の講座の際に、師イエズス修道女会のシスター方が、聖品の販売に訪れてくださいました。師イエズス修道女会といえば、東京、大阪などで、典礼センター「ピエタ」を運営されており、よくお世話になっている方々です。新潟までの訪問販売の機会を設けてくださり、感謝いたします。

また昨日の2回目では、新潟教会の有志の方々が、ケーキやプリンなどのお茶菓子の販売をしてくださいました。これはいつも新潟教会の日曜ミサの後に行われている活動で、売り上げはカリタスジャパンを通じて東日本大震災復興支援のために寄付されるということです。

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