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2017年9月16日 (土)

秋田の聖母の日@聖体奉仕会(9/19に写真を追加)

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第4回目となる秋田の聖母の日が、9月14日と15日、秋田市内の聖体奉仕会で開催されました。今年は両日とも、500人を超える方々が参加してくださり、天気にも恵まれて、マリア様とともに祈りの時間を過ごすことができました。

今年は1917年にポルトガルのファティマで、三人の牧童に聖母が後出現になってから100年という記念の年です。今回の秋田の聖母の日には、この100年を記念して制作されたファティマの聖母像のレプリカが、教皇庁大使館の協力によりやってくることになりました。教皇庁大使館を代表して、オビエジンスキー代理大使が参列くださいました。

木製のマリア像は、今回の記念にファティマで公式に制作された数体のレプリカの一つで、ポーランドの篤志家が寄付をしたことによって、日本にやってきました。このあとこのマリア像は名古屋などを巡回し(すでに出発)、広島教区のカテドラル幟町教会に安置される予定になっています。

今回はこのファティマの御像と、秋田の聖母像の両者を中心に祈りの時が進められました。

14日は午後2時半からロザリオの祈りと十字架の道行き。参加者が多く、一度に全員が聖堂に入りきれないため、グループを分けて、聖堂内のロザリオとお庭の十字架の道行きを同時に初めて、交互にグループ入れ替えとなりました。

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その後午後3時半過ぎから、わたしの講話。今年は、司教団メッセージ「いのちへのまなざし」について、一時間ほどお話しさせていただきました。今の日本において、そして世界において、神からのたまものである命を守り、その尊厳を多くの人に伝え、さらにその使命である相互の助け合いという生き方を証ししなければ、教会の現代社会における存在意義はありません。聖ヨハネパウロ2世の「いのちの福音」も引用させていただきましたが、いのちの尊厳について語ることは、私たちの信仰の基本、一丁目一番地です。いのちの尊厳を脅かすありとあらゆる人間の業に反対の声を上げるだけではなく、同時にそういう状況の中に追いやられ苦しんでいる人々に寄り添い、さらにはそういった状況を生み出す人間の生き方の姿勢や社会の構造的罪を問い続けていかなくてはならないと思います。

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講話の後、16時半頃から十字架称賛の祝日のミサ。わたしが司式し、説教はオビエジンスキー代理大使でした。(イタリア語の説教で、日本語訳がありました)説教ではファティマの出来事についてその歴史と現代的意味が説明されました。

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翌15日は午前9時からファティマの聖母の崇敬式に続いて聖体降福式。その後、全員で庭に出て、歩きながら二列になってロザリオの祈り。子羊の苑の真ん中にはファティマの聖母像が安置され、それを囲んでロザリオを唱えました。祈りの後には、御像を中心にして記念撮影をする人が大勢おられました。

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最後に10時半からのミサ。この日は地元のテレビ局も取材に来ており、夕方のニュースで映像が流れました。悲しみの聖母の記念日のミサはわたしが司式し、秋田地区長のクジュール師(神言会)が日本語と英語で説教をされました。クジュール師は、聖母の七つの悲しみについて、わかりやすく解説してくださいました。

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なおこの日のミサには、ちょうどこの日88歳の誕生日を迎えられたオズワルド・ミュラー神父様も、車いすで元気な姿を見せてくださいました。神言会会員のベテランのドイツ人宣教師です。現在は秋田で引退されておられます。

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多くの方の参加に感謝します。来年もまた、9月14日(金)と15日(土)に、聖母とともに祈るこの催しが続けられます。どうぞご参加ください。

(9月19日追記:広島でのファティマの聖母像安置のミサは、10月25日水曜日の午後6時から幟町教会で、世界平和祈願ミサとして、私も含め多くの司教が参加して行われます。)

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