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2018年6月13日 (水)

この数日の出来事は

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ちょっと忙しい毎日を過ごしています。ただいまは、カリタスアジアの年次総会のため、タイのバンコクに三日間来ております。バンコクの話は後日に。

予定が立て込んでしまい、とうとう一つの約束を忘れて電話がかかってくるという失態を犯しました。初めてのことでありました。気をつけないといけません。

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6月4日から6日は、新潟教区の司祭の集いのために、秋田県の横手市へ。横手はかまくらで有名です。毎年のこの集いには、秋田県、山形県、新潟県で働く司祭が集まり、だいたい30名の参加者。今年は、横手駅前のプラザホテルに泊り、ミサのためにはすぐ近くの横手教会へ。横手教会は20名も入れば一杯の小さな教会ですが、参加司祭で一杯になり、さらに教会の信徒の方も10名ほど参加してくださいました。しかも11時からのミサ後には、二日とも昼食を用意してくださりいろいろと話をする機会となりました。

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司祭の集いの講師は、東京教区の司教総代理である稲川神父様。婚姻の秘跡について、改訂された教会法の内容などを二日間にわたってお話しいただきました。

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6月9日には午前中に、上智大学構内のSJハウスで、全国のカトリック大学連盟の総会感謝ミサ。歴史を感じさせる聖堂でのミサでした。

その午後、このたび理事長に就任させていただいたロゴス点字図書館の社会福祉法人の文化講演会で、教会はなぜ愛の奉仕をするのかについて講演をさせていただきました。90名ほどの方に参加していただきました。おいでいただいた皆様に感謝。

6月は毎日曜日に小教区訪問と堅信が続きます。6月10日は神田教会。かつて新潟のカテドラルの主任司祭をしていただいた江部神父様が神田教会の主任です。ミサの中で、14名の方々が堅信の秘跡を受けられました。大半の受堅者が小学生から中学生で、白百合や暁星の生徒さん。そのため、暁星で働くマリア会の司祭も三名、共同司式に参加してくださいました。

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小雨模様でしたが、ミサ後には中庭に張ったテントの下で祝賀会。神田教会は、戦後に今の関口教会が完成するまで司教座が置かれたこともあり、いまでも土井枢機卿様の司教座として使われた椅子が内陣に残されています。空襲で建物自体は残ったものの窓は全壊。いまはモダンなステンドグラスが入っています。ポーランドの芸術家の作品と聞きました。伝統的な建物に、モダンなステンドグラス。独特な雰囲気でした。

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2018年6月 8日 (金)

「多様性における一致を掲げて」メッセージ

東京教区のこれからの宣教司牧の方針を定めるために、その方向性を考えたメッセージを、聖霊降臨の主日付で発表しました。

本文は二回に分けて、教区ニュースに掲載されます。すでに前半部分が6月の教区ニュースに掲載されています。こちらのリンクから、東京教区のホームページに進みますと、前半部分が掲載されていますし、PDFファイルもあります。

前半部分には10の課題が掲げられていますが、これは決定的な課題ではなく、これから検討していく課題で、多くの方の意見を伺いたいと思っています。

7月の教区報に掲載される後半は、そのうちの三つの課題を特に解説したものです。

7月の教区報が発行された段階で、教区のホームページに、日本語、英語、韓国語で全文を掲載する予定です。

教区内の多くの方々と意見を交換しながら、長期的な宣教司牧の方向性を定めていくことができればと希望しています。

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2018年6月 3日 (日)

土曜日は六本木、日曜は築地

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土曜日は午前11時から、六本木のフランシスカンチャペルセンターで、東京教区内のそれぞれの小教区にあるフィリピン出身信徒の共同体の集まりであるGFGC (Gathering of Filipino Groups and Communities)の総会ミサでした。

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この集まりは、何か独立した団体と言うよりも、基本的には各小教区共同体の枠組みの中で活動しているフィリピン人信徒のグループや共同体が、緩やかに集まっている組織です。

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ですから、各地の小教区において、その小教区共同体との関わりの中で活動することを目指している点で、私が理想としている小教区共同体における多様性と一致を具現化しているものだと感じます。

ミサは素晴らしい歌でした。ミサ後は、フィリピン文化に欠かせない(?)、写真撮影タイム。すべてのグループが入れ割り立ち替わり、私や司祭団を囲んで、写真を撮り続けました。

ミサ後は地下のホールで、これまたフィリピン文化にとって欠かせない、持ち寄りの食事タイム。

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その後に、このグループについてのプレゼンテーションを皆で聞き、私から、これからの東京教区における滞日外国人司牧の方向性についての講演をし、最後には質疑応答となりました。

参加してくださった皆さん、ありがとう。皆がそれぞれの場で、主から呼ばれ派遣された福音宣教者であることを常に心に刻んでいてください。

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そしてキリストの聖体の主日である今日は、築地教会で9時半の主日ミサでした。

築地教会は、カテドラルが関口に定められるまで、初代から4代までの教区長の時代に、カテドラルとされていた教会です。教会は聖路加国際病院のすぐ隣り。近隣の都心部にあるホテルから、多くの海外からの観光客がミサに参加されていました。

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今日のミサは、すでに亡くなられた初代から第7代までの前任司教様方の追悼ミサを兼ね、祭壇の前に歴代の写真が飾られました。

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またミサ中には、二人の小学生の女の子が、初聖体を受けられました。おめでとうございます。ミサ後に、この二人を囲んで、旧幼稚園舎を改装したホールで茶話会となりました。特に幼児洗礼から育ってきた信徒には、初聖体は重要な秘跡であり、信仰育成の通過点です。今日、主ご自身が聖体を通じてともに歩みを始められた、その主のやさしさと愛に信頼しながら、そして主の「私を忘れないでいなさい」という言葉を胸に刻んで、次のステップである堅信の時まで、大切に信仰を生きてください。

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初金を板橋教会で

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6月はイエスの御心の月ですが、その初金を、板橋教会のミサで祝うことができました。週日に小教区を訪問する機会はあまりないのですが、今回は、なるべく早く訪問してほしいという主任の久富神父様のリクエストもあり、初金の機会に集まってこられる皆さんと一緒にミサを捧げることになりました。

板橋教会は1953年以来、フランシスコ会が司牧を管轄していたこともあり、聖堂の横に立っているのは、いかにもフランシスコ会修道院の雰囲気のある建物です。いくつもの寝室が並んでいたりして、久富神父様ひとりには、確かに大きすぎるというか、さみしく感じる建物かも知れません。司牧に関しては2011年にフランシスコ会から教区司祭に移管され、現在に至っています。

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聖堂は、山小屋のような作りで、岩手県で働いていたベトレヘム外国宣教会のスイス人宣教師の設計だと伺いました。どなたか詳細をご存じですか。そしてこの聖堂の何本もある柱には、いろいろな聖人の御像が掲げてあるのですが、その一番前、右手の柱には、タルチシオの像が(写真下)。迫害時代の初代教会のローマにて、御聖体をとらえられた信徒のもとに届ける途中に殺害された殉教者ですから、侍者の保護の聖人です。

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ミサ後には、集まってくださった皆さんと昼食会。北町教会から参加してくださった方もおられました。週日の昼間に時間を作って集まってくださった皆さんに、感謝します。

以下、以前、2006年にこのブログに書いた、初金についてのエントリーを再掲します。

初金のミサは伝統的に「イエスのみこころ」の信心であるといわれています。17世紀後半の聖女マルガリータ・マリア・アラコクの出来事にもとづく伝統であります。聖体の前で祈る聖女に対して主イエスが出現され、自らの心臓を指し示して人々への回心を呼びかけた出来事があり、それに基づいて、9ヶ月の間、初金に聖体拝領を受ける人には特別なめぐみがあるといわれる伝統的信心です。イエス様がこちらをじっと見つめながら、手には燃えるような自分の心臓を持っている絵を目にしたことがありませんか。十字架上で刺し貫かれたイエスのみこころは、全人類に対する神の愛の象徴として、神の心そのものとして称えられるのです。

教皇ベネディクト十六世は、教皇ピオ十二世回勅『ハウリエティス・アクアス』発布50周年に際して、2006年5月15日付でイエズス会の総長に宛てて送った書簡のなかで、イエスのみこころへの信心は決して過去のものではなく現代的な意味があると述べながら、次のように記します。

「内面的に神を受け入れた人は皆、神によって形づくられます。神の愛を経験した人は、その愛を「召命」として生きなければなりません。人はこの「召命」にこたえなければなりません。主は「わたしたちの患いを負い、わたしたちの病を担った」(マタイ8・17)かたです。この主に目を注ぐことによって、わたしたちは人の苦しみと必要にもっと気づくことができるようになります。
 槍で刺し貫かれたイエスの脇腹を礼拝しながら観想することにより、わたしたちは、人びとを救おうとする神のみ旨を感じることができるようになります。この観想によって、わたしたちは、救いをもたらす神の憐れみに自分をゆだねることができるようになります。それと同時に、この観想は、神の救いのわざにあずかり、神の道具となりたいというわたしたちの望みを強めます。」(全文は中央協議会のHPで)

初金にあたり、イエスのみこころに満ちあふれた神の愛を想い、その愛に与りながら、自らも神の意志を実現する道具として生きる決意を新たにすると共に、神が作られた命を育むすべての兄弟姉妹に、思いを馳せて生きたいと思います。

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2018年6月 2日 (土)

新しい司教が3名誕生@日本

教皇様は先ほど、6月2日ローマ時間の昼12時、日本の教会のために新たに3名の司教を任命されました。

まず、長らく空位が続いていたさいたま教区の司教として、マリオ山野内倫昭(やまのうち・みちあき)師を任命されました。1955年生まれの山野内被選司教は、サレジオ会員で、現在サレジオ会の日本管区長を務めておられます。アルゼンチンで育ち、サレジオ会にもアルゼンチンで入会されていますので、当然、スペイン語に堪能です。

さらに、先頃前田大司教が枢機卿に任じられた大阪教区のために、二人の補佐司教を任命されました。

そのうちの一人はホセ・アベイヤ師。アベイヤ被選司教は、クラレチアン会員で1949年にスペイン生まれ。クラレチアン会の総会長も務められました。

もうひとりの補佐司教は、パウロ酒井俊弘師。1960年生まれの酒井被選司教は、属人区であるオプス・デイの会員で、長らく大阪教区の司牧の現場で働いておられます。

三人の司教様、おめでとうございます。それぞれの司教叙階式については、今後その日程がそれぞれの教区から発表されることになります。

残念ながら、新潟教区の後任司教人事は、まだ決定していないようです。

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2018年6月 1日 (金)

訃報:川原謙三神父様

東京教区司祭、レオ川原謙三神父様は、昨日5月31日(木)午後7時56分、帰天されました。97歳でした。

神父様のこれまでの東京教区でのお働きに感謝するとともに、ともに永遠の安息を祈りましょう。

  • なお仮通夜が秋津教会で6月3日(日)18時より行われます。
  • 通夜は、6月7日(木)18時から東京カテドラル聖マリア大聖堂にて行われます。
  • 葬儀告別式は、6月8日(金)13時から、同じく東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われます。

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