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2019年2月11日 (月)

新庄教会で雪の聖母祭@山形県

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この週末、2月9日と10日は、山形県の新庄市で過ごしました。山形県は、秋田県や新潟県と一緒に新潟教区を構成しています。わたしはまだ、新潟教区の教区管理者を兼任していますから、この訪問は新潟教区での務めです。

新庄市の少し南にある舟形町に、カトリック新庄教会があります。雪の聖母にささげられた教会は、毎年この時期に、大雪の中で雪の聖母祭を行ってきました。私としては、この教会の成り立ちに個人的な思いがあるので、なんとかして一緒に時間を過ごしたいと考えておりました。

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この教会は、できあがって来年が10年です。共同体はもっと前からありました。この地域で結婚して、住民として、妻として、母として生きている、フィリピン出身の信徒の方々が共同体の大半です。彼らの思いが結集して、できあがった教会です。9年前に、廃園となった一般の私立幼稚園の土地建物を買い取って改築し、教会としました。10月に献堂式をしたとき、共同体には90人近いフィリピン出身の信徒と、3名の日本人信徒が登録されていました。

新庄教会を担当しているのは、山形教会の主任司祭でもある千原神父様。新幹線に乗って山形駅に着くと、思ったほど雪がありません。千原神父様の車に乗って、国道13号線を北上し、新庄に近づくと道路の両端には山のような雪が。新庄教会は、例年のように雪に埋まっていました。

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周囲は田んぼや公共施設のため、いくら騒いでも苦情が出ることのないので、夜の食事会が大好きなこの共同体にとっては絶好のロケーションですが、何せ雪が半端ない。毎年の除雪費用が数十万円に及ぶのが、共同体の頭痛の種です。かといって除雪しなければ、建物は大変なことになります。昨年はまれに見る大雪で、除雪だけで数十万円が吹き飛び、赤字決算でした。

さて、夕方に教会に集まってきた20数名の信徒の方と一緒に、聖堂でロザリオの祈りを捧げ、千原神父様が聖母像をもち、皆はロウソクを手に、外へ出ました。

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教会の裏庭には、雪の中に祠がほられ、ロウソクがともされています。そして中心部には祭壇が作られ、皆で行列をして裏庭を回り、最後に聖母像が安置されました。さすがに寒いので、長時間は無理ですが、それでも皆で祈りを捧げ、聖歌を歌い、私も聖水をもって祝福をしました。

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祈りの後は皆で夕食会。楽しいひとときを過ごすことができました。

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翌日曜日は、午前10時半からミサ。普段は山形教会のミサが終わってからのため、新庄は午後のミサですが、この日曜は、午後に東京へ戻らなくてはならない私のために、皆が10時半に集まってくれました。山形や秋田県からも、信徒の方がやってきて、聖堂は一杯でした。

最初に触れたように、まもなく献堂10年です。10年前に、自分たちの教会を作ろうと燃えた人たちも10歳年をとりました。まだまだ燃えている人も少なくありませんが、10年はそれなりの時間です。今度は次の10年を見据えて、この教会をどのようにさらに自分たちの教会として育てていくことができるのかが、これからの課題です。

ミサ後、皆で持ち寄りの昼食会。2月に誕生日を迎える一人ひとりのために、名前が入ったケーキまで用意されていて、喜びにあふれたひとときを一緒に過ごしました。

もし山形県を訪れる機会があれば、どうぞ一度ご訪問ください。新庄の少し南、舟形町です。

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