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2019年10月 4日 (金)

教皇訪日にむけて

9月13日には、教皇フランシスコのタイと日本公式訪問が発表となり、さらに10月2日には、プログラムの主な内容もバチカンから発表されました。

東京では、11月25日月曜日に、(まだすべての時間が確定して発表されていませんが)、教会の行事としては、東北の被災者の方々との集まり、青年との集い、そして午後4時からの東京ドームでのミサが予定されています。被災者の方々とは麹町にある一般ホールで、また青年との集いは関口の東京カテドラルで行われます。

それ以外に、政府行事としては、天皇陛下や首相との会談などが予定されています。

教皇訪日に関する情報は、中央協議会の特設ページに掲載されていますので、このリンクから是非そちらをご覧ください。

東京教区のホームページにもすでに掲載しましたが、教皇訪日にあたってのビデオメッセージを作成しましたので、ご覧いただければと思います。メッセージは英語ですが、日本語の字幕をつけてあります。

 

今回の訪日では、とりわけ長崎や広島での核廃絶のメッセージに注目が集まっています。もちろん核兵器の廃絶は教皇様にとっても、また教会全体にとっても重要な課題であり、国際社会の場でも聖座はしばしばこの点を力説してきたところです。したがって、原子爆弾の被害を受けた長崎と広島の被爆地で、核兵器廃絶や平和を訴えられることは、国際社会に対して大きなインパクトを与えることでしょう。

同時に教皇様は、普遍教会の最高の牧者として、また使徒の頭ペトロの後継者として、私たち日本の教会を訪れることで、教会に与えられた福音宣教の使命を率先して果たされる模範を示されることでしょう。その意味で、日本の社会にある人間の「いのち」に関わる問題に、積極的に発言されることでしょう。

もちろん教皇様の立場は国家元首でもありますから、日本の内政に干渉するような直接的な発言は慎まれることと思いますが、倫理道徳的側面から、その始まりから終わりまで例外なく護られなくてはならない人間のいのちの尊厳、少子高齢化社会にあっての孤立や孤独の問題、貧困や格差、生きる希望の創出、真の幸福を見いだす道などについて、準備されたいくつかの行事におけるスピーチで触れられることが予想されます。

また教皇様は、しばしば難民の方々や移住者の方々の人生について、踏み込んだ発言を続けてこられましたから、そういった課題についても、何らかの形で触れられることが予想されます。

聖霊の導きのうちに、時のしるしを読み解きながら、神に至る道を示そうとされる牧者の言葉に、謙遜に耳を傾けたいと思います。

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