2005年3月30日 (水)
本日から数日間、カリタスジャパンの視察のため、インドへ出かけております。インドはカリタスジャパンの最大の援助対象国で、私も毎年この時期に視察に出かけることにしております。今回はカルカッタへ入った後、チェンナイへ移動し、津波の被災地を訪れる予定にしております。帰国してから詳しい報告をいたします。
写真は昨年の視察で訪問したインドはオリッサ州の、先住民族の子供たち。カリタスジャパンでは先住民族の子供たちのために、カリタスインドに資金提供し、寄宿舎を各地に建設しています。
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2005年3月27日 (日)
秋田県、山形県、新潟県の、新潟教区の皆様。
あらためて、御復活おめでとうございます。
今日はどのような日曜日をお過ごしになりましたか。司教座の新潟教会では、春休みということもあり、普段以上に若い子供たちも多く、にぎやかなミサとなりました。御復活祭が春休み中にあると、普段は部活などで忙しい子供たちも参加できて良いですね。いっそのこと固定してしまえば・・・などとも思ってしまいましたが、なかなかそういうわけにも行きませんね。
新潟教会ではミサ後に信徒会館でお祝いがありました。もちろん御復活のお祝いと、昨夜洗礼を受けられたお二人のお祝いと、この度転入されてきた二組の方の歓迎を兼ねてのお祝いでした。
午後3時からは英語ミサも行われ、その参加者で再び夕方にお祝いの会が催されました。
復活祭になりましたので、春はそこまで来ています。
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2005年3月26日 (土)
本日の復活徹夜祭ではお二人の女性が洗礼を受けられました。おめでとうございます。やはりこの典礼の中で、実際に洗礼式があるというのはすばらしいことですね。感動が何倍も違います。
新潟教区の皆様、それぞれの教会で、今夜はすばらしい復活徹夜祭を行われたことと思います。地理的には離れていても、同じ典礼の中で、まさしく復活された主イエスにあって一致していることを感じられたでしょうか。明日は共にさらに大きな喜びと感謝の心を持って、復活の主日のミサを共に祝いましょう。御復活おめでとうございます。
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皆様御復活おめでとうございます。春らしくなりつつあった新潟も、週末は少し寒さが戻ってきています。本日は聖土曜日、夜7時から新潟教会で復活徹夜祭を行いました。聖週間の典礼は普段とは違う事がいろいろあるので緊張しますが、特に聖土曜日は緊張します。今日のことではなく昔まだ神学院にいたころの話ですが、粛々と暗闇の中玄関に集まったら、なんと香部屋に復活のロウソクを忘れてきていたり、せっかく火をともしたのに、「キリストの光」の第一声の瞬間に復活のロウソクの火が消えてしまったり、いろいろありました。(今夜はそんなことはありませんよ!念のため)
でも新潟教会の典礼は、主任司祭の厳しい指導もあり、美しくまとまっていました。ミサ曲はグレゴリアンの天使ミサでした。これでクレドも歌えるともっと美しいかも、とも思います。そのうちチャレンジしましょうか?
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2005年3月24日 (木)
夕方7時から、新潟教会で聖木曜日・主の晩餐のミサを行いました。ミサの中では最後の晩餐の出来事に倣って、洗足式が行われました。12人の男性に前へ出ていただきましたが、近頃はこの12人を確保するのが難しいとか。司教座はその地理的条件から、すぐ近くに住んでいる人が限られているため、なかなか新しいメンバーが増えないのが悩みです。ミサに続いて聖体礼拝が小聖堂で行われ、11時までで終了しました。
ところで、この小聖堂でイエスの「私の記念として」という言葉について考えていたとき、ふと、人間の記憶なんて頼りにならないものだと気づきました。小聖堂は教皇様来日を記念して伊藤司教様が作られたのですが、それで教皇様来日のことを思い出しました。東京カテドラルへ他の修練者と一緒に行ったことは憶えています。でも名古屋からそこまでどうやっていって、どうやって帰ったのか、全く記憶にありません。取捨選択していらないことは忘れるように出来ているのでしょうか。
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2005年3月23日 (水)
本日は10時から新潟カテドラルで聖香油ミサを執り行いました。秋田や山形の神父様には移動に時間がかかるため、聖木曜日ではなく水曜日に行っています。昨日の司祭評議会に参加した神父様をはじめ、全ての地区から代表の神父様方が参加してくださり、また信徒の方も大勢おいで頂きました。
病者の油、洗礼志願者の油、聖香油の三つの油をミサの中で祝別するだけでなく、司祭職制定のお祝い日でもあり、教皇様も毎年司祭に対してメッセージを書かれ、いろいろと呼びかけをなさいます。今年は入院されていたこともあり、メッセージは数日前にやっと届きました。司祭の霊性の本質について、ユーカリスチアの視点から教えておられます。明日から聖なる三日間ですね。良い時を皆様お過ごしになりますように。
下の写真は、静寂のうちにたたずむ新潟司教館。
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2005年3月22日 (火)
本日は午後から教区の顧問会を行い、その後、司祭評議会の総会を行いました。司祭評議会は新潟県内の長岡地区、新発田・新潟地区に加えて、山形地区と秋田地区のそれぞれの地区長と選出代議員の司祭からなる、司教の諮問機関です。教区司祭だけでなく、新潟教区で働くフランシスコ会、神言会、イエズスマリアの聖心会の神父様方も参加して、年に2回、総会を開催しています。今回の話し合いの内容は、次回の教区報に掲載されると思います。宣教の取り組みなどいろいろなことを話し合いましたが、やはり一番の頭が痛いのは、教区財政の建て直しと司祭志願者の発掘問題です。答えが見つかりませんねぇ。
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2005年3月21日 (月)
昨日は再び日本を地震が襲いました。今度は福岡県です。早速昨晩にはカリタスジャパンの事務局長と連絡を取り合い、福岡教区のカリタス担当者と今後の対応を検討することにいたしました。まだ正確な被害状況が把握できていないため、どのような対応が出来るかは未定です。
ところで自分の乗っている車の高さは把握しているでしょうか?知っているようで案外知らないものかもしれません。人が自分自身を知っているようで知らないのと同じです。
下の写真は昨日午後に、新潟市内の信濃川にかかる萬代橋をたまたま通りかかったら、橋のたもとで引っかかっているトラックに出くわし撮影した写真です。ぎりぎりだったのでしょうね。
知っているようで案外知らない自分を見つめ直さねばと思った一時でした。
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2005年3月20日 (日)
早いものです。今年は春分の日から聖週間が始まってしまいました。御復活がくると暖かくなるのですが、今年はどうでしょうか。本日は新潟教会でミサをしました。信徒会館に集まって、そこから聖堂まで少しの距離を行列しました。今の日本では、外の道路をぞろぞろ行列するのも難しいですからねぇ。聖週間は、聖香油(水曜10時)、聖木曜(19時)、聖土曜(19時)、復活の主日(9時半)を新潟教会で司式します。
新潟教会は本日ミサのあと、復活に備えて大掃除でした。すすを払っている照明器具は、かつてのイグナチオ教会にあったものです。
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2005年3月17日 (木)
とうとう中部国際空港に足を踏み入れることが出来ました。建設当初から見守って(?)来たのですから、感激はひとしおです。良くできた空港だと思いますが、詳しいことは後日他のセクションで書きます。
それにしても飲食店街の見学者の多さには驚きました。この人気はどれくらい続くのでしょう。この人気が去ったあとに頼りになるのは、唯一、飛行機が大好きな人々だと思うのですが、それに関してはとても残念な建物でした。あと一歩なんだけどなぁ!
それから名古屋ですから、そのうち名前が、「せんとりゃぁ」に変化していくのは時間の問題です。
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名古屋での管区長時代に引き受けていた様々な仕事の一番最後に残っていたのが、聖霊幼稚園の卒園式ミサでした。昨日17日の事です。これで名古屋でのお約束は、終わりかと思うとさみしくもあります。
これまで8年くらいのお付き合いだったでしょうか。毎月一回のお母さんたちへの聖書のお話と、七五三やクリスマス、そして卒園式と、担当させていただいておりました。特にクリスマスと卒園式は子供たちを相手にしたミサで、いつもお話に困ったものです。聖霊幼稚園は、シスターがなかなかの指導者で、お母さんたちが様々な行事に本当に良く協力し、いつも感心しておりましたし、聖書の勉強にも多くの方に参加していただきました。
子供たちの心に種蒔かれた神様の話が、いつか芽を出すことを祈っています。
下は記念品として残す地球儀を除幕する園児たち。
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2005年3月13日 (日)
本日13日は、見附教会を訪問しました。実は見附教会は司教叙階後、真っ先に訪問する予定でいたのですが、直後に地震があり、本日まで延び延びになっていました。地震の被害を受けられた皆さんには、本当に大変だったと思いますし、これからの復興に様々な不安を抱えていらっしゃると言うことも聞かせていただきました。出来る限りでお手伝いが出来ればと思います。
見附教会のパイオニアのお一人で、特に養護施設関係を今のように大きく育てられた野田神父様も、すでに80を超えるご高齢ながら、お元気にミサを一緒にしてくださいました。
また近隣にお住まいのフィリッピン人の方々も一緒にミサに参加してくださいました。
写真はミサ後の昼食会で、手話付きの歌を披露してくださる、マリア会の皆さん。
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まず昨日(12日土曜日)、秋田の聖霊短期大学の卒業式でした。秋田県の寺田知事も出席されました。春が到来したかと思っていたものの、昨日は再び真冬状態で、寒い卒業式でした。この卒業式も含めて、今年の卒業に当たってのメッセージは、別途掲載しています。
秋田からは夕方4時半頃の特急「いなほ」で、4時間をかけて新潟に戻りました。それはそれなりに味があっていい旅ですが、それにしてもJR東日本とJR東海さんは特に、新幹線にはお金をかけているものの、在来線特急が何ともぼろぼろでお粗末なのは、儲からないから仕方ないのでしょうか。でももう少しお金をかけて整備しても良いのでは、と思ったりもいたしました。一日に秋田から新潟へはたったの3本しかないのですから。(右はその特急「いなほ」)
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2005年3月 9日 (水)
血圧が多少高い関係で、長年にわたって定期的に医者に通っています。名古屋の主治医の知り合いのお医者様を新潟で紹介していただきました。今日はとうとう、生活習慣病の見本になりつつあると言われてしまいました。運動不足は否めません。新潟に来てからなるべく歩くようにしているのですが、如何せん、冬は天気がよろしくないために、歩かなかったのがいけません。気をつけます。
明日はカリタスジャパンの援助部会と委員会のため、一日、東京へ出かけております。
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月曜の夕方から昨日、火曜のお昼まで、神言会日本管区長キサラ神父様のご指導で、新潟教区司祭の四旬節の静修がありました。キサラ神父様はご自分の話について、「短く、単純で、まとまりがない」などとご謙遜でした。確かに長くはない話でしたが、単純でもまとまりがなくもありませんでした。ありがとうございました。キサラ神父様は東大の大学院で宗教学の博士をとった方で、日本の新新宗教の専門家ですから、彼が専門とするある新宗教での、悩みを解決するために何か実際の行いを、教会で言うところの「つぐない」のように行わせる話には興味深いものがありました。
マツケンサンバを踊るために、老若男女2万人が東京ドームに参集したという話をテレビで見ましたが、あれもかなり宗教的出来事ですよね。教団宗教という意味ではなくて、精神的にはかなり宗教的な出来事だと思います。そしてたぶんそれが、今の教団宗教には充分ではないのかもしれません。
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2005年3月 7日 (月)
一週間以上にも及んだ秋田訪問を終えて、先ほど新潟へ戻りました。秋田駅から一日3本しかない特急「いなほ」に乗って、4時間の旅です。本日は神言会のキサラ管区長においで頂き、明日の昼まで、教区司祭の四旬節静修です。
昨日は秋田の土崎教会を訪問し、黙想会とミサを行いました。秋田市内に二つめの教会で、初代から今に至るまで神言会員が主任を務めています。秋田地区では最大規模(教会附設で)の幼稚園があり、ミサに参加の信徒の方々は70人ほどでしょうか。主任司祭は私の南山中学の2年先輩、飯野神父様です。
右は土崎教会の聖堂。
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2005年3月 3日 (木)
秋田は大雪が続いています。管区長時代に何回か真冬の秋田を訪れたことがありますが、これほど雪が降り続くのは、ここ数年珍しいことではないでしょうか。新潟は大丈夫でしょうか?明日は秋田県内のカトリック幼稚園を包括する秋田カトリック学園の理事会が秋田教会で開催されます。理事長は飯野神父様、教区長と神言会の管区長も理事に入っています。幼稚園経営は当初は宣教の手段として、また後には司祭の生活を支える貴重な収入として重要視されてきましたし、今でもそうなのですが、司祭の高齢化や減少、さらに資格問題などで、これまで通りすべての幼稚園の園長を神父が務めるわけには、だんだんと行かなくなっています(全国的に)。幼稚園の経営にどのように携わるか、また園長でなければどうやって司祭の生活を支えるのか、教区長や管区長には頭の痛い問題です。まして幼児教育に全く素人の司祭が、ある日突然園長になるというようなことがあれば、それもまた教育のプロに対して失礼な話であろうとも思います。
秋田教会は駅に近い一等地にありますが、かつての繁華街はなりを潜め、商業ビルはホテルやマンションに姿を変えています。教会の目の前には秋田で一番高い30階を超える超高層マンションがそびえています。新潟でも都心部にマンション建設がどしどし進められています。都心部に人が戻るのはよいことでしょうが、同時に商業圏が縮小するのも、町から活気を奪うような気がします。80年代に一年間合衆国に住んだ頃、地方都市は軒並み都心が空洞化し、郊外に巨大ショッピングセンターが建ち並び始めていましたが、その後、今の合衆国地方都市の都心部はどうなっているのでしょうね。
下は雪の秋田教会聖堂と、その背後にそびえる秋田で一番背の高いマンション。
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2005年3月 2日 (水)
ただいま秋田を訪問中です。日曜日には秋田教会でミサと黙想会をいたしました。新潟教区では一番大きな小教区ですから、多くの方々に集まって頂き、ミサ後には信徒会館ですてきな歓迎会もして頂きました。
火曜日の午前中は聖霊高校の卒業式。290人ほどの卒業生を送り出す、厳粛な式でした。校長先生の式辞が、時代をしっかりと読み、的確な指摘をなされたもので、感動いたしました。
火曜日の午後には保戸野で聖心の布教姉妹会のシスター方が行っている様々な事業を見せて頂きました。子供たちとの関わりや短大での教育など、重要なお仕事だと思います。
本日は朝から聖体奉仕会を訪問しました。教区長が責任者の会です。深い雪の中にたたずむ壮麗な日本様式の聖堂には感銘を受けました。シスター方の人数も少ないことですから、今後、共同体をしっかりと育てていくことの大切さを感じました。祈りの雰囲気にあふれたところですから、これからも教区の大切な祈りの場として、育てていきたいと思います。
下の写真は雪の中の聖体奉仕会聖堂です。
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