司教総会
明日2月13日午後から17日お昼まで、2005年度臨時司教総会が開催されます。「臨時」とはいえ、実は毎年恒例で開催されているのですが、6月に開催される総会が定例総会で、2月を臨時としております。全国の司教が集まります。今回も典礼の翻訳の問題等を中心に突っ込んだ話し合いが行われる予定です。また新しく任命された二人の司教様達の歓迎会も開かれることになっております。
本日は午後から新潟教会で、昨年の平和旬間に司教団として発表した平和メッセージ「非暴力による平和への道」について、その出来上がってきた背景についてお話をさせていただきました。教会の社会への関わりにおいては常に第二バチカン公会議前後の社会教説を念頭に置く必要があります。とりわけ「現代世界憲章」は何度読んでみても、その都度新しい示唆を得られるすばらしい文書ですが、この憲章に沿って、社会への関わりを考えていくことが重要です。現代世界憲章はこう始まります。「現代人の喜びと希望、悲しみと苦しみ、特に貧しい人々とすべて苦しんでいる人々のものは、キリストの弟子達の喜びと希望、悲しみと苦しみでもある。」この現代世界憲章はご一読なさることをお勧めいたします。今日は、司教団のメッセージが依拠している社会教説を中心に、メッセージの出来上がるまでの過程についても、短い時間でしたがお話をさせていただきました。参加下さった方々、ありがとうございました。
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