25年前の司教団
今年の2月で教皇来日25周年になるのだそうです。先ほど中央協議会のホームページを見ていて気がつきました。1981年2月23日にヨハネパウロ2世が来日されたのでしたね。そう言えば、私はまだそのときは修練士(ノビス)でした。最初の日に東京カテドラルで行われた修道者の集いに、修練長と他の修練士(当時は総勢10名もいました)とともに、名古屋から出かけて行きました。聖堂内はさながら修道服の展覧会状態で、もちろん私たちもスータンを持参しました。教皇様が日本語で話し始められたときは、拍手と歓声がやみませんでした。共にクレドの3番を唄ったときは、感動したものです。そしてなんとか握手を試みようと、中央通路に押し寄せる修道者、とりわけシスターたちのパワーに圧倒されたことだけをよく憶えています。
さてその中央協議会のホームページには、当時の写真が掲載されています。その中の一枚に、1981年当時の日本司教団が教皇様を囲んで、教皇大使館で撮影した写真があります。当時現役だった司教の中で、いまでも現役で残っているのは、日本司教団の中では松永司教様のみ。それ以外ではバチカンにいる濱尾枢機卿だけです。糸永司教様もおられますが、先日引退されたばかりです。2000年以降だけでも9名の司教が新しく任命されていますから、たった25年しか経過していないのに、日本の司教団もメンバーががらりと変わったものだと感慨を新たにしました。(私はまだ40代で、未だに一番若いので、25年後も現役です・・・)
| 固定リンク | 0
「カトリック教会」カテゴリの記事
- 世界人身取引に反対する祈りと啓発の日(2月8日)(2021.02.07)
- 教皇様の新しい回勅が公表されました(2020.10.08)
- 東京教区の皆様へ、お知らせ(2018.08.26)
- あらためて確認する教会の死刑への姿勢(2018.08.04)
- 7月30日は人身取引反対世界デーです(2018.07.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント