新潟聖園マリア幼稚園
昨日は、新潟市内の青山にある新潟聖園(みその)マリア幼稚園の新園舎落成式でした。新潟県内のカトリック幼稚園17園は聖母学園というひとつの学校法人にまとめられていますが、この幼稚園は「聖園」という名前からも分かるように、藤沢に本部を置く聖心の布教姉妹会が運営している幼稚園で、所属も学校法人「神奈川聖心の布教姉妹会」となっています。設計者の方は、ご自分が子供の頃幼稚園を卒園するにあたり園舎に何かしるしを残したいと思って傷つけてしまい、大変怒られた思い出を語りながら、自分としては子供達が何かしるしを残せるようにと言う思いも込めて、子供の背が届く範囲を木で覆うことを心がけたと言うことです。木のぬくもりのある、すてきな建物でした。建設は新発田建設です。
聖心の布教姉妹会は全国で幼児教育や養護施設、老人ホームなど、様々な社会福祉関係の施設を運営したり、藤沢と秋田で学校も運営しています。本部は藤沢です。もともとは戦前に、初代の新潟教区長であったライネルス師(神言会)によって秋田で創立された邦人修道会です。
幼稚園の運営は、経済的に難しい時代になってきています。特に政策的に保育園に全体がシフトしているような状態ですが、やはり幼稚園には教育機関としての重要な役割があり、特に「心」の教育を施すことが出来る宗教系の幼稚園は大切だと思います。なかなかそこが理解していただけず、とにかく経済的なことだけを考えたら、赤字すれすれのところがほとんどでしょう。いまでこそ主任司祭が園長を兼任していますが、それとてもいつまでもそのままでよいものか、そもそも司祭の絶対数が減少する中で、今までと同じというわけにはいかなくなってきています。今後、どのような運営がふさわしいのか、知恵を絞らなくてはならないと思います。
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