札幌といえば・・・
東京教会管区の会議のために、12/13日と、札幌へ出かけて参りました。東京教会管区とは東京大司教区を中心にして、札幌、仙台、新潟、さいたま、横浜の各教区からなる集まりで、こういった管区の中心の大司教(この場合は東京大司教)をメトロポリタン大司教(首座大司教などと訳されています)と呼び習わしています。メトロポリタン大司教には教皇様からそのしるしとしてパリウムなる首かけが与えられています。
毎年一回、管区内の教区持ち回りで開催されるこの会議には、各教区の司教と事務局長等が参加して、情報交換をしたり様々な共通の問題について意見を交換したりします。新潟教区から今年の会議には、私と、川崎司教総代理、大瀧事務局長の三名が参加しました。他の教区におけるいろいろと新しい取り組みなどをうかがい、非常に勉強になりました。新潟教区でも、確かに地理的な問題があり全体としての集まりが非常に難しいことや、そもそも信徒も司祭も修道者も、全体の数が少ないために、どうしても同じ人に役割が集中しがちである点など、課題はありますが、少しずつ解決して道をつけていきたいことがたくさんあります。
札幌といえば、ラーメン横町。散歩がてら足を運びましたが、何せ夕食後の散歩で、残念ながらラーメンを修めるスペースが腹にはありませんでした。札幌といえば、ジンギスカン。有名所のそばを通りましたが、何せ私は数年前のモンゴル視察旅行以来、羊は出来れば避けたいので、これまた腹には収めませんでした。あのとき10日間近く、朝から晩まで食べ続けた羊のことは、忘れられません。会議終了後の帰途に、札幌教区の上杉神父様の案内で、千歳に近い美しい丘の上にある、とても素敵な喫茶店で、おいしいコーヒーを頂きました。写真はその素敵な喫茶店であります。牧草地やジャガイモ畑が広がり、もう少し平らだったら、合衆国のアイオワ州あたりを彷彿とさせる風景と「香り」でありました。そう言えば、パリウムは子羊の毛で出来てるんだっけ・・・。
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