宣教司牧評議会開催される
本日30日、すばらしい天気に恵まれた新潟で、第一回目となる記念すべき新潟教区宣教司牧評議会が開催されました。これまで一年以上をかけていろいろと検討してきました。昨年には全ての主任司祭と信徒会長さんに集まってもらいました。その席で、こういった集まりの必要性が確認されています。そして規約を作成するために、昨年11月23日には各地区からの代表に集まっていただいて準備会議も開催されました。またいわゆる「シスター」たちの意見も反映させるために、昨年8月には女子奉献生活者の集いも秋田で開催されました。そういった諸々の準備を経て、今回の第一回宣教司牧評議会開催にたどり着いたのです。準備に携わってくださった多くの方々に、心から御礼申し上げます。(写真は本日の集まり)
評議会には規約に従って、各地区(長岡・新潟・新発田・山形・秋田)の司祭代表が一名(地区長)、信徒代表がそれぞれ二名、奉献生活者の代表が二名、司教が任命した方が一名、司教総代理と事務局長が加わったどちらかといえばコンパクトな集まりとなりました。そのほかに事務局をお願いした方が3名、教区広報とカトリック新聞社からの取材の参加もありました。きっとカトリック新聞で取り上げていただけると思います。
宣教司牧評議会設立にあたって考えることは、別途文書にしました。「司教のページ」の07年のところに掲載しましたので、ご一読下さい。新潟教区が一つの共同体として福音宣教に取り組むことが出来るように、教区としての優先課題を徐々にはっきりさせる作業を続けたいと思います。本日の会議では、次のようなことが決まりました。本日の会議で出された様々な意見に基づいて、10月までに各地区で教区の福音宣教の優先課題について話し合いをしていただくことになりました。どのような形でそれを具体化するかは、本日参加された代表の方から、各地区で呼びかけがあると思います。そして各地区からの報告をとりまとめて、私の方からもう一度、全体として話し合うべき事を報告いたします。それについてさらに各地区で意見を集約していただいて、来年4月の第2回評議会に持ち寄っていただき、教区の福音宣教における優先課題を明確にして、さらにそれへどのように取り組んでいくのかを、よりいっそうはっきりとさせていくことを目指したいと思います。教区のお一人お一人の、積極的な貢献を期待いたします。(写真は右から、議長を務めた川崎師、私、大瀧事務局長)
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