地震の爪痕
先日黙想会へ出かけるため北陸高速道を上越方面へと走っていたとき。長岡ジャンクションを過ぎ柏崎が近くなると、先の中越沖地震被害からの復興工事区間が始まります。現在は工事も進み、片側一車線通行にして最終的な舗装工事が行われているようです。そこで何度も目にしたのが、この写真のような光景。つまり車が走っている路面と、補修のため新しく舗装している路面のこの段差(ちなみに写真は助手席から撮っていますので、念のため)。少し先に進むとこのとても厚い舗装の意味が理解できます。そこかしこに架かっている橋と路面に大きな開きができている。橋が隆起したのか、はたまた路面が沈んだのかは存じ上げませんが、いずれにしろ橋がかなり高いところに残り、応急修理で橋の出入り口だけはスロープ状にしてあったのですが、これに路面全体をあわせていくと、こんなに舗装を積み重ねなくてはならないということです。このあたりの高速道路は都会と違って高架橋になっていない分、地震などで倒壊することはなさそうですが、盛り土ですから端から崩落したり、またはこのように地盤が沈下したりするのですね。
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