ガーナでも新大統領
今年のオソンソンのマリア祭について先日書きましたが、クリスマスにいただいたガーナの友人からメールに書いてありました。今年も盛大に行われたようですが、いつもより一週間早めに行われたと。というのも、12月7日には大統領選挙が行われたためだとか。そういえばガーナの大統領の任期は合衆国と同じ。つまり合衆国が大統領選挙で盛り上がっているときには、ガーナでも同じ事が起きているはずでした。
J.J.ローリングス氏によるPNDC(暫定国防評議会)政権が1981年から続いた独裁をやめ、民政移管を決意した1992年11月の選挙には、わたしもオソンソンの小学校投票所で立ち合いました。懐かしい思い出です。識字率がそれほど高くない事もあり、投票はそれぞれの候補の所属する政党のシンボルマークの横に拇印を押す形で行われました。ですから選挙期間中は、それぞれのシンボルマークの連呼でした。朝から晩まで、「傘・傘」やら「象・象」と叫ぶ声が、村中に響いていました。今はどうなっているのでしょう。
さてローリングス氏の跡を継いだクフォー大統領も2期目が終わりに近づき、3選は憲法で禁止されていますから、今回は新しい大統領の選出でした。一回名の投票では過半数を獲得した候補がおらず、12月28日に野党のジョン・アタ・ミルズ氏と与党のナナ・アクフォ・アド氏の決選投票となったそうです。結局選出されたのはジョン・アタ・ミルズ氏。1月7日の就任式には、小泉元首相が日本政府代表で出席するとのこと。
ミルズ新大統領は92年に民政移管されて、PNDCがNDC(国民民主会議)と衣替えをして政党となり、ローリング氏が大統領に選出されたときの副大統領でした。2000年までローリングス氏と一緒に国政に当たってきた人物です。ガーナの名門であるアチモタ・スクールを卒業してガーナ大学に進学。その後ロンドン大学でPh.D.を取得し、フルブライト留学生として合衆国のスタンフォード大学で法律を学び、それから25年間にわたりガーナ大学の法学部で教鞭を執っていたそうです。
ガーナは1981年のクーデターを最後に、一応これまで平穏を保ってきた西アフリカの優等生です。新しい大統領の手腕に注目したいと思います。(冒頭の写真はガーナの首都アクラで見かけたサッカーユニフォーム的シャツ屋さん)
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