スリランカの危機的状況
以前からスリランカでは、独立を求めて闘いを続けてきた反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)と政府軍の戦闘が続いてきました。今年に入って政府軍は攻勢に出て、LTTEを北東部の海岸線に追い詰めていました。そこでLTTEは、一般市民を「人間の盾」として戦闘に巻き込み、多くの犠牲者が出ています。国際赤十字は5万人以上の市民が取り残されていると警告しています。
先日4月23日には、現地で避難民の救援などにあたっているカリタス・スリランカの現地教区責任者(カリタスVanni-Hudec)のT.R.Vasanthaseelan神父は戦闘に巻き込まれ、両足に重傷を負い、片足切断を余儀なくされたということです。また同様に被災者救援にあたっていたスリランカ正義と平和・開発委員会のメンバーであるJames Pathinathan神父も負傷して病院に運ばれたといいます。
国際カリタスでは事態の悪化に鑑み、国内避難民の救援を徹底するとともに、国連を通じて事態沈静化の働きかけを強めるようにアドボカシー活動を強化しています。
スリランカの事態が沈静化し、平和が訪れるように、お祈りをお願いします。
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