本格的真冬の2月です
2月となりました。明日、2月2日は主イエス誕生40日目に神殿に奉献されたことを記念する「主の奉献」の祝日です。福音朗読にはシメオン讃歌が記されていますが、この中に「異邦人を照らすまことの光」と幼子がいったい誰なのかを明確に示す言葉あります。このことから伝統的に、この祝日にはロウソクの祝別が行われてきました。またキャンドルサービスの原型ともいわれるロウソク行列が行われる伝統のある国もあります。新潟教会では朝6時半のミサの中で、すでに皆さんが持ち寄ったロウソクが祝別されます。
その翌日2月3日は聖ブラジオの祝日ですが、この日に伝統的に喉の祝福をする国もあります。ちょうど冬で風邪がはやる時期でもあるので、日本でもやってみたらどうだろうと思います。女子パウロ会のホームページに聖人カレンダーがあり、簡略な聖人伝が記されていますが、そこには聖ブラジオの逸話が次のように記されています。
「あるとき、幼い息子を持つ母親が現れ、子どもの喉に引っかかった魚の骨を取り除いてくれるように、ブラジオに願った。ブラジオの祈りによって、子どもは咳をし、喉から骨が出てきた」。
さらに続いて2月5日は日本26聖人の祝日です。(上の写真はローマから電車で一時間のチビタベッキアにある、日本26聖人の記念聖堂内部。長谷川路可のフレスコ画です)
さらに2月11日はルルドの聖母の祝日など、大切な祝日を数え上げたらきりがありません。
というわけで、いつものように2月の主な予定を記しておきます。
- 2月3日 常任司教委員会 (東京)
- 2月7日 聖母学園、理事会と園長会
- 2月7日~8日 新潟教区司祭静修
- 2月14日~18日 司教総会(東京)
- 2月21日 札幌教区司祭月例会
- 2月22日 札幌教区司祭連絡会
- 2月22日 札幌カリタス会会議
- 2月26日 双葉学園理事会
- 2月28日 月曜会ロザリオの祈りとミサ
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