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2011年3月27日 (日)

新潟地区信徒協大会

Niigatachiku11

昨日土曜日の午前中から午後にかけて、新潟市内の青山教会を会場に、新潟地区信徒使徒職協議会の春の大会が開催されました。今年から春と秋の二回に分けて大会を開催することになったとのこと。主に春の大会は学習の時間を設けると言うことでした。今回は私が11時から一時間ほど、年頭司牧書簡に関連して福音宣教に取り組む姿勢についてお話しさせていただきました。その後、昼食を挟んでグループでの話し合い。さらに2時からミサを捧げて終わりとなりました。(写真は私の講話中)同じ午後に四旬節の黙想会が計画されていた教会もあったことから、聖堂がいっぱいというわけにはいきませんでしたが、仕方がありません。今年は四旬節がこの時期にずれ込み、黙想会の指導者の都合などもあって、重なるのはやむを得ません。

昨日は朝早くに山形を出て新潟に戻りました。山形県内は凄まじい雪でした。私の車はすでにタイヤをノーマルに戻していたので、急遽、坂本耕太郎神父の車を拝借して往復しました。行きは雪は大丈夫だったものの、帰りは雪と凍結で、ノーマルではとてもではないですが走れなかったと思います。それにしても、ガソリンの供給はまだ回復しておらず、山形市内でも、また小国町に至っても、ガソリンスタンドは早朝から長蛇の列となっています。新潟県内では給油待ちは現在はありません。仙台で救援に取り組んでいるカリタスジャパンの関係者からも、ガソリン入手困難が救援活動をもっとも難航させている原因だという報告が上がってきています。一日も早い改善が必要です。

一昨日の山形では、仙台視察から戻った神田神父一行と、今後の可能性について話し合いを行いました。神田神父一行は知り合いの関係で松島の方へ視察に出かけたとのこと。写真を通じて被災地の現状を知ることができました。先日の司教達の会議で、日本の教会として仙台教区を支援することが確認され、今後それをどのように具体化するか、長期戦が予想されますので、現場で調査を続け、4月8日に改めで仙台で調整の会議を行うことにしました。もちろんその間もカリタスジャパンが支援する仙台教区サポートセンターの活動は充実させながら継続します。

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