みその保育園の最後の日
新潟のカテドラルである新潟教会のすぐ裏手には、教区事務所を兼ねている司教館があります。そのさらに裏手の奥まったところに、聖心の布教姉妹会が運営する「みその保育園」があり、職員の方々と一緒に2名のシスター方も働いておられます。その「みその保育園」はすでに数年前から修道会の方で会員の高齢化と後継者不足などを理由に、いろいろと検討をした結果、閉園が決まっておりました。そして本日がその最後の日となりました。すでに数日前に卒園式は行われましたが、保育の施設でもあり今日の最後まで子どもたちを与ることになっています。多くの方々に利用されてきた施設でした。教会の横、司教館の前を、朝晩と保育園に通うためにお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に楽しそうだったり、怒っていたり、泣いていたり、いろいろな子どもの声が響いていましたが、明日からは聞くことができなくなりました。
保育園に併設された修道院にはシスターが二人住んでおられました。3月13日の日曜日には、新潟教会の主日ミサで感謝状を贈呈し、その後ちょっとした茶話会を催して、信徒の方々の感謝の気持ちを伝えました。残務整理が終わった頃に、シスター方は新しい任地へと異動して行かれます。ご苦労様でした。
先日仙台へボランティアに出かけた坂本神父一行は、戻ってきました。塩釜で被災した方々の家の片付けなどを手伝ってきました。今回はスケジュールの都合で数日しかできなかったのですが、また出かけることを考えている模様です。
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