司教の話し合い
昨日は東京で司教達の会議がありました。もともとは折から来日中のベトナム司教団との会合が予定されていたのですが、現在の緊急事態を鑑みて計画を変更。集まれる司教が集まって、今回の大震災への日本のカトリック教会の対応について情報交換をいたしました。
私はこれまでのカリタスジャパンを中心とした仙台教区との共同対応について話をさせていただきました。現在募金口がいくつかあってわかりにくいという指摘もありましたから、それぞれの目的を明確にすることをいたしました。中央協のホームページの左サイドバーにまとめてありますから、その他の情報と合わせてこちらをクリックして一度ご覧ください。募金口の目的振り分けは次の通りです。
- カリタスジャパンの募金は「被災者救援募金」
- 仙台教区の募金は「仙台教区内の教会と教会関係の諸施設の復興と、被災した信徒およびその家族の支援のため」
- さいたま教区の募金は「直接被害に遭われた方々への見舞い」
- カトリック東京国際センターの募金は「外国人被災者、避難者への緊急募金」
それぞれ目的をご覧になって募金くださるようにお願いいたします。なお繰り返しになりますが、カリタスジャパンのお受けする募金は広く被災者全般の救援や復興のための活動に使われて参ります。その活動のひとつが、仙台教区サポートセンターの活動を支援することですので、カリタスジャパンがお受けする募金がすべて仙台教区サポートセンターに使われるというわけではありません。
司教団としては今回の災害の甚大さに鑑み、被害の大きかった仙台教区やさいたま教区を日本のカトリック教会として一丸となって支えていくことを確認しました。とりわけ仙台教区に対しては、平賀司教様を支援するために、カリタスジャパンの責任者でもある私が中心となって行くことが確認されました。そんなわけで打ち合わせのため、今からちょっと山形まで行ってきます。
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