受難の主日
昨日は聖週間の始まり、受難の主日(枝の主日)でした。山形教会でミサを共に捧げました。晴天に恵まれ、信徒会館の前で枝を祝別。エルサレム入城の福音を聴き、聖堂まで行列。大勢の方が参加してくださったのは、ミサ前に1時間、大瀧師の講話があったからでしょう。聖堂の後ろに折りたたみ椅子もたくさん出して、聖堂はいっぱいでした。(写真上は山形教会の行列用十字架。写真下は講話をする大瀧師)
イエスを大歓声をもって迎えた群衆は、同じ熱烈さを持ってイエスを十字架につけよと叫びます。熱狂は生命を生み出さないのではないかと感じる部分です。なぜそうしているのか、自分の行動をしっかりと見つめて判断して動いていないとき、周りに影響されて動いているとき、とんでもない結果を生み出してしまうように思います。全く正反対の行動を取っても、熱狂はその矛盾に目をつぶらせてしまうのではないでしょうか。加えて熱狂はあっというまにさめてしまいます。
大震災を目の当たりにして、今求められているのは息の長い支援でしょう。しっかりと自分の行動を見つめ、判断して、落ち着いて行動したいと思います。そしてしっかりと長期間にわたって、責任を持って動いていきたいと思います。
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