福者ヨハネパウロ2世、列福感謝ミサ
5月1日にバチカンにおいて教皇ベネディクト16世から列福された福者ヨハネパウロ2世の、日本における列福感謝ミサが、本日午後3時から、東京大司教区カテドラル関口教会で執り行われました。日本の司教団のうち、大分の浜口被選司教を含めて13名が参加し、司教協議会会長の池長潤大司教が司式しました。また折から、東北大震災被災地を教皇の代理として視察されているサラ枢機卿も臨席くださり、一段と荘厳さが増し加わりました。聖マリア大聖堂はほぼいっぱいの信徒の方々が参加してくださり、パイプオルガンの響きに合わせて、荘厳なミサとなりました。(写真中央右がサラ枢機卿。中央左はボッターリ教皇大使)
池長大司教は説教で、ヨハネパウロ2世の教皇としての歴史を振り返りながら、特に1981年に日本を訪れてくださったことを思い起こしながら、広島における「戦争は人間の仕業です」という力強い日本語メッセージを取り上げ、東西冷戦の終結という激動の時代にあって教皇ヨハネパウロ2世が果たした役割の重要性を強調されました。
サラ枢機卿はミサの終わりに挨拶され、被災地への教皇様の思いを伝えると共に、列福式の教皇様の説教の最後の部分に触れられました。それは教皇様ご自身が、ヨハネパウロ2世によって教理省長官として呼ばれ、その深い霊性に触れながら彼こそは聖人だと確信していったことに続き、「そして苦しみによる証しもありました。主は徐々に彼からすべてを奪っていきました。しかし彼はキリストが望まれたように、岩であり続けました」と表現された部分でした。苦しみの中での証しの重要性を、思い起こさなくてはなりません。
サラ枢機卿は今朝は6時から、谷司教の案内で福島県のいわき市を訪れ、被災地を視察しました。また午後のミサ後、教皇大使、池長大司教、平賀司教らとともに、新幹線で仙台へ向かわれました。明日は仙台教区カテドラルで朝9時半からミサを捧げ、宮城県の被災地を視察する予定です。
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