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2011年6月20日 (月)

諏訪司教叙階式

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新しく高松教区司教に任命された諏訪榮治郎司教の司教叙階式が、高松教区のカテドラルである高松市内の桜町教会で、昨日、6月19日午後2時から執り行われました。高松地方は梅雨の大雨で、前晩もかなり降りましたし当日の朝も雨模様でした。ところがお昼近くから雨は見事に上がり、そのまま夕方の叙階式終了時まで一滴も降らず。その晩遅くから翌日、すなわち月曜日は再び大雨となりました。四国各地から駆けつけたかたがたや、大阪教区から駆けつけた方も多かったですし、なにぶん噂に聞いたところでは千人近い参加者がいたそうで、もちろん聖堂には入りきれませんから、隣の幼稚園や教区本部の会議室などでの中継参加でしたから、雨が降らなかったことはすばらしいお恵みでした。

なおミサの模様は青年部によって画像がインターネットで公開されています。グーグルで「高松教区司教叙階式」と検索すると、一番最初に出てきますUSTREAMで叙階式の最初から最後までを見ることができます。

また諏訪新司教の紋章とその説明は、中央協のこちらのページに掲載されています。ご覧ください。(紋章はクリックすると拡大されます)

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叙階式は大阪教会管区の池長潤大司教が司式され、その横にボッターリ教皇大使と溝部司教がつきました。司教叙階には通常3名の司教が必要とされています。それから特に大切なのは、教皇様からの任命書があること。ラテン語でしっかりと書かれた文書が、まず実際に存在すると言うことを司祭団と司教団に見せ、その後大使によって朗読されました。日本語訳も朗読されましたが、今回の任命書には、東日本大震災の被災者への教皇様の祈りの言葉も記されていました。

受階者の約束、諸聖人の連願を経て、全司教が一人ずつ按手をし、聖別の祈りを唱えます。その間、福音書が開かれて受階者の頭上に掲げられます。最後に聖香油が注がれ、指輪、ミトラ、バクルスが授与されます。そして今回は教皇大使が新司教を司教座へと導き着座となりました。このあとからは池長大司教に変わって諏訪司教がミサの司式を務めました。

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すべてが終わってからも、諏訪新司教は聖堂の外で多くの方に囲まれていました。今回は長く働いた大阪教区からも多くの方がおいでになっていたとのことで、懐かしさに話が弾んでおりました。ちなみに諏訪新司教は、この6年間は大阪教区から出向の形で高松教区で働いておられました。(一番上の写真はミサ後の諏訪司教、中段は桜町教会聖堂。一番下の写真は夜の司教団夕食会で溝部司教に花束を渡す諏訪司教)

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