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2011年6月23日 (木)

仙台教区サポート会議

仙台教区で東日本大震災の救援活動に関わる全体的な調整を行うための会議を、仙台教区サポート会議と呼んでいます。主催者は仙台教区の平賀司教。毎月1回開かれていますが、第3回目が昨日22日の水曜日午後に、仙台教区本部で開催されました。

谷司教と私も参加。いわゆる「オールジャパン」、つまり司教団が中心となって全国の教区から仙台を支援しようという動きは私が担当者で、その実務を大阪の神田神父らが担ってくださっているので、神田神父も大阪から駆けつけました。もちろん小松神父を始め仙台教区の司祭方や、現場で仙台教区サポートセンター運営に携わるカリタスジャパンの成井神父なども参加。

今回は特にこの3ヶ月の活動を振り返り、今後の展望について意見を交換しました。また先日の司教総会の議決を受けて、3教会管区がそれぞれ岩手県から福島への沿岸部を支援することが合意されたのですが、それに関する調整をどうするのかも意見を交換しました。今後、この会議の場をそういった全国的な支援活動の調整の場ともしたいと考えています。

成井神父からこの3ヶ月で1,300人を超えるボランティアの参加があったことや、各ベースを中心に、今後どのような展開が考えられているかの説明がありました。いや、それにしても、災害の規模も大きいし、被災地も広大で、関わる人の数も多い。広域にわたって活動を調整するのは至難の業であることを感じました。次のこの会議は7月末ですが、その前に、全国の教区の窓口担当者を仙台に一度集めようということも合意しました。

昨日の行きは晴天。仙台は30度を超える真夏日。高速道路は中型以上が無料になるため、いつもより心なしかトラックが多いような気が。特に片側一車線が続く磐越道では、確実にいつもよりトラックが多い。加えて無料にするために出口では一般精算レーンに入ろうとする車で大渋滞ができてました。私のように援助団体関係者の車は割引も無料化も何も関係ないので、いつもの通りETCレーンに行こうとするのですが、レーン自体はがらがらなのに、そこまで渋滞でなかなか行き着かない。

今朝は7時少し前に余震。加えて東北は豪雨でした。帰りの東北道、そして会津のあたりの磐越道は前も見えないくらいの豪雨でした。

ところで昨日の会議の際に、良くできた地図帳をいただきました。昭文社が出している「東日本大震災・復興支援地図」。各地の地図に津波の被災範囲が記され、そのほかの被災状況も克明に記されています。災害対策本部や避難所の情報も。現地で働くためには必需品かも知れません。952円プラス税金です。

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