新発田地区大会@新発田教会
本日の日曜日、新潟県の新発田教会を会場に、新潟教区新発田地区大会が開催されました。あいにくの雨模様でしたが、新発田地区に所属する栃尾、見附、村松、加茂、新津、三条、村上、新発田の各教会から、信徒の方々80名ほどが集まりました。11時から始まったミサは私の司式で、新発田の主任である佐藤允広師、加茂の主任である佐藤勤師、三条の主任である石黒師との共同司式ミサとなりました。新発田教会の聖堂は1966年に竣工した建物で、設計がアントニン・レーモンドの有名な建築です。隣接すする司祭館もレーモンド作で、現存する実際に人が住んでいるレーモンド作の住宅は、日本でここだけではないでしょうか。
新発田教会の聖堂の床をみると、いつも懐かしくなります。というのもそのデザインと材質が、私が中学1年生から15年間を過ごした名古屋の神言神学院聖堂の床とほとんど同じだからです。というのも名古屋の神言神学院も、同じ時期にレーモンドの設計で建設されたものだからです。コンクリートの磨き上げられた床の下には、当時としては珍しい床暖房が設置されているのですが、新発田教会も名古屋の神学院も、すでにその機能は失われています。
さてミサが終了したあとに、信徒会館や幼稚園ホールに別れて昼食会。午後1時15分からは私が、新潟教区の100周年と今後の展望について1時間ほど話をいたしました。その後、教区100周年のお祝いを企画している実行委員会の各部門担当者が、それぞれの企画について短く説明をし、午後3時過ぎにすべてのプログラムは終了。最後の挨拶は先日の巡礼に参加した森田信徒会長。ルルドでの感動と、ペトロ岐部が叙階されたサンタ・マリア・マジョーレ大聖堂を訪れたときの深い感動を語ってくださいました。(すぐ上の写真が、感動を熱く語る森田会長の後ろ姿です)カトリック新聞に投稿したらしいのですが、掲載されるでしょうか。というわけで、次は来年の100周年教区大会での再開を誓いながら散会となりました。
準備をしてくださった新発田教会の皆さん、ご苦労様でした。
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