カリタスアジア地域委員会終了@バンコク
カリタスアジアの地域委員会が、昨日と今日の二日間、バンコクにある事務局で開催されました。カリタスアジアの地域委員会は、Presidentの私と、Regional Coordinator(いわば「事務局長」)、そして東アジア(香港)、東南アジア(インドネシア)、南アジア(スリランカ)の代表で構成されています。通常はローマの国際カリタスからもアジア担当者が出席しますが、今回は都合で不参加となりました。
さて今回の主な議題は来年の予算を決めることと、すでに今年の5月に任期を迎えていたRegional Coordinator(RC)の後任を採用することです。RCについてはすでに5月から募集を始め、8月に一度面接を行いましたが残念ながら採用に至りませんでした。そこでもう一度募集を行い、10月末に面接を行う予定でしたが、バンコクの洪水のために会議は中止になっていました。そこで今回の臨時の会議で、是が非でも後任を採用することを目指しておりました。アジアに限らず世界中からの多数の応募者の中から書類選考で3名に候補者を絞っておりました。昨日、月曜の午前中に面接を行い、最終的にカリタスフィリピンで働いているエリアザル・ゴメス氏(Mr. Eleazar Gomez)を採用することに決定しました。「Zar」のニックネームでカリタスの中ではよく知られているゴメス氏は30代後半の好青年です。すでにカリタスフィリピンの一員として、カリタスアジアの様々なプログラムにも関わってきており、今回の職務には最適な人物だと考えました。カリタスフィリピンでの職を辞する必要がありますので、カリタスアジアでの職務は2月1日から開始を予定しています。(12月21日附記:一番上の写真がGomez氏です)
これまでのRCであったパキスタン出身のボニー・メンデス神父には、教区司教の寛大な許可もありましたが、予定を大幅に超えて務めて頂きました。感謝しています。豊富な経験を持つメンデス師には今後もカリタスの枠組みの中でお願いすることがたくさんあると思います。(12月21日附記:すぐ上の写真がMendes神父です)
昨晩は即座にカリタスフィリピンの責任者から、ゴメス氏の採用を祝福するメールを頂きました。快く彼をカリタスアジアに派遣してくださるカリタスフィリピンに感謝します。
というわけで予定通りに会議は終了し、今晩のタイ航空便で帰国します。
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