第7回修道会宣教会フォーラム@梅田
男子修道会宣教会の管区長会と女子修道会の総長管区長会が共催する修道会宣教会フォーラムが、本日1月16日午前9時半から、大阪のカトリック梅田教会「サクラ・ファミリア」を会場に開催されました。修道会宣教会の日本における責任者たちが中心となって日本の福音宣教について考えるフォーラムも今回が第7回目。恒例の通り数名の司教をスピーカーとして招聘して、分かち合いが行われました。
今回は「枠を超えて協働を探る」ことを考えるために、大阪の松浦司教と京都の大塚司教がそれぞれの教区における協働(共同)宣教司牧について語り、私と大阪の神田師が震災への対応から学んだことを話しました。午後からはシスターと信徒の方が加わり、パネルディスカッションや質疑応答の時間も設けられました。
130名を超える参加者があったと記憶してますが、新しくて広い梅田教会の聖堂が狭く感じるほどの熱気でした。講師の司教以外にも、大阪教区の池長大司教、広島の前田司教、仙台の平賀司教も参加されました。加えてチェノットゥ教皇大使も参加され、開会式ではすばらしい日本語のスピーチをされました。ローマ字で書いてある原稿でしょうが、それにしてもイントネーションも文章の区切りも抜群の、すばらしいスピーチでした。(写真上が挨拶する教皇大使)
質疑では、「枠を超える」などというときの「枠」の意味合いについて議論がありましたし、福音宣教を常に念頭に置いて様々な場で活動していくことの重要性も再確認されました。
私は新潟に戻るために先に失礼いたしましたが、最後の5時からは教皇大使司式でミサも捧げられました。
準備してくださった男女の管区長会の皆さん、ご苦労様でした。梅田教会は、大阪駅のすぐ近くで、敷地内にはハートンホテルが隣接して建ち、教会も一階には小聖堂とパウロ書店、二階に上智大学のサテライト教室、三階にサクラ・ファミリア聖堂、四階に会議室と、好立地のすばらしい建物でした。またサクラ・ファミリアの聖堂は、教皇大使館の聖堂も手がけ、またバチカンでも作品が見られるイタリアの彫刻家ボナノッテ氏の作品で装飾が施されています。(上の写真でもその一部がみられます)
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