大阪教会管区の大船渡ベース開所式@大船渡
大船渡に大阪教会管区が建設を進めていたボランティアベースが完成。昨日土曜日の午前11時から近くの大船渡教会で感謝ミサ。司式はローマ出張中の大阪教会管区復興支援担当の諏訪司教に代わり京都の大塚司教。ちょうど大船渡の主任代理は京都からの森田師。平賀司教と私と、20名近い司祭団の共同司式ミサでした。ミサ後に挨拶された信徒会長の山浦先生(ケセン語聖書で有名)は、このように多くの司教や司祭が大船渡教会聖堂でミサを捧げることは、これまでもまた今後もあり得ないので、貴重な体験になったと。確かに小さな大船渡教会聖堂は、参加者であふれかえりました。ミサ後には幼稚園で昼食会。
その後2時から新築なったベースで開所式。現地の地名をとって「地の森いこいの家」と名付けられています。1960年のチリ地震津波後に、当時の司牧担当「ベトレヘム外国宣教会」司祭たちがスイスからの支援でこの地に「いこいの家」を作ったことにちなんで名付けられたと聞きました。
開所式には岩手県知事と大船渡市長の両代理が出席。式に先立って、先般の暖房機寄贈に関して、カリタスジャパンに岩手県から感謝状を頂きました。近隣の方々も参加して盛大な開所式になりました。何度もカリタスジャパンの名前を呼んで感謝して頂き、ありがたく思います。実際に現場で働いてくださる多くの方のおかげです。大阪教会管区だけに限らず全国から駆けつけるボランティアの人たちと、地元の人たちとの間にしっかりと絆ができますように。ボランティアベースとしてだけではなく、地元の人たちの憩いの場となりますように。
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