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2012年1月13日 (金)

明日は大船渡へ

一昨日の新潟市内も朝からずっと雪が降り続き、とてつもなく寒い日でしたが、そのまま夕方に移動してきた東京もすさまじい寒さ。そのまま岩手県まで移動することを考えると、寒さに耐え切れそうもない。というわけで、東京駅の構内、新幹線改札口から京葉線のホーム(普通のひと駅分は離れています)に向かう途中にあるユニクロへ。ヒートテックとかいう着ておれば暖かい下着を大量に販売していたので、上下を購入。これで土曜の大船渡も何とか耐えられるでありましょう。

昨日は月例の常任司教委員会。2月に司教総会を控えているので、その議題などについて、予定時間を超過して話し合いが続きました。そして今日は朝から、社会司教委員会。長崎の高見大司教を委員長に、社会系委員会を担当する司教たちと委員会秘書の会議。発行予定の小冊子にもとづいて、来年度はシンポジウム開催を決定。この前は世界人権宣言に基づくシンポジウムを各管区で開催しましたが、それと同様の、司教が語るシンポジウムです。内容的には教会と社会問題との関わりについて。私も一回は話を担当することに。開発援助に携わる立場から、教会がどのように社会の問題に関わっていくのかをお話しできたらと思います。日程や場所などは、追って社会司教委員会から発表されます。

委員会の中でカリタス担当の成井神父から、岩手県や仙台などで他のNGOと一緒になって行っている「みなし仮設」への暖房機提供の報告。現在福島県でも実施調整中とのこと。「みなし仮設」へどうして公費で暖房器具を購入できないか、何度説明を聞いてもはっきりわからない。災害救助法の適用の問題なのでしょうか。被災者生活再建支援法とは関係なさそうだし。新聞報道では、「みなし仮設」は仮設より暖かいので支援対象にならないといくつかに書いてあったが、まさかそんな理由ではあるまいし。災害の被害を受けた人たちを支援するためには法律がたくさんあって、素人にはとてつもなくわかりにくい世界です。

どの局かは忘れましたが、昨日の朝の番組で、「イクジイ」の話をしてました。しっかりみたわけではないですが、おじいちゃんが孫の子育てを積極的に手伝うお話。おじいちゃん業(?)の専門家という意味なのか、「ソフリエ」なんて言葉も聞こえていました。その中で、確かに「おじいちゃん」にしか見えない白髪のジェントルマンが、孫をあやしている光景が紹介されていました。それをちょっと見まして、「ああ、いいおじいちゃんだなあ」と一瞬思いました。その直後にその「おじいちゃん」のお名前と年齢が画面に。なんと私とそれほどあまり変わらない「58歳」だと。私も、つまりは、そういう世代になったのだなあと、妙な感慨を覚えました。

さて、あしたは大阪教会管区のボランティアーベースが大船渡に完成したので、開所式です。午前11時から大船渡教会でミサ。その後、午後からベースで開所式の予定です。

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